新人オフィスクラーク（事務員）のジュリー。ジャケットやスーツのワードローブに色やフォルムで遊びをひとさじ。モダンな制服スタイルで働く1週間のストーリーが、幕を開ける！
レイジーな気分が残る月曜はパフィーなスカートとともに
布団にくるまる＂デュべ・デー＂が終わると、月曜日がまたやってくる。明るい気分を誘うピンクを選ぶことで、徐々にエンジンをかけたい。スエードのジャケットなら甘すぎずシックに。グースダウン入りのミニスカートで心地よさも手放さない。
アイロンいらずのシャツ！？ 遅刻しそうな日も安心
チーフのアマンダ先輩より30分早く出社することは、新人クラークとしての務め。定時ぎりぎりになってしまった火曜日は、ベーグル片手に小走りで。スマートなシャツのディテールを上質なラムレザーでかたどった、遊び心あるアイテムはオフィスでも好評。ブラックのタックパンツを合わせて、生真面目にまとめるのが鉄則だ。
個性の異なるユニフォーム、衝撃走るドレッシングルーム
「ステップアップのために転職を考えているの」。先輩・アマンダに呼び出された水曜日の化粧室で意外な事実を告げられる。いつも仕立てのいいセットアップに身を包み、バリバリと仕事をこなすその姿に憧れていた。その美しくテーラリングをまとう姿を、まだそばで見ていたかったのに……。
私はどんなスタイルを貫けばいいのか……迷いの時
まだ木曜日。就業中にもかかわらず、週末まで待てない私は友人に電話。これからひとりで大丈夫かしら、とつい不安とため息が。シックなアンサンブルをまとっても、仕事に身が入らない。モダンなニットだけが心のバランスを保ってくれそうな気がする。震える手がミニバッグもしっかりとホールド。友人のアドバイスを糧に、このピンチを乗り越えられるか!?
ありのままが一番！ ロックな本性を持つ彼女
生真面目なピンストライプのベストとパンツに白いタンクトップを差し込んで。いつも控えめでシックな自分を装っていたアマンダ。実は曲がったことは大嫌い、ロックな自分を隠していたのだという。いでたちも新たに、転職の決意を上司に伝えようとしていた。
自分らしさが大事な新世代 おしゃれ上司に直談判
ニュアンスカラーに身を包み、いつも優柔不断な上司のエルベ。どうやら彼はアマンダ先輩を引き止めたい様子。先輩の旅立ちを手助けしたい私はジャケットではなく、エフォートレスなカシミヤニットで。上司の気持ちにも寄り添いつつ、粘り強く交渉した結果、うなずいてくれた！
一触即発の社内問題を回避。自信が私を輝かせる
上司と先輩とのわだかまりを解き、衝突を回避した土曜日。ひと息つけると思いきや、先輩から引き継いだ仕事を休日返上でバリバリとこなす日に。オーセンティックなツイードのセットアップはパワーを与えてくれる存在。チェックに隠されたフラワースパンコールも未来のキャリアを祝福するよう。ショーツタイプを選んでフレッシュさも忘れずに。
いつかこうなりたい自分を常に思い描いて
アマンダ先輩が転身したように、日々の積み重ねでステップアップも可能かもしれない。未来の自分はもっとモードなワーキング・ウーマンになる！ そう決めた日曜日に買ったのは、力強いショルダーラインにボディスーツのようなディテールをミックスしたジャケット。シャープなパンツにスカートを重ねた緊張感のあるセットアップが、私を強くエンパワメントする。
