SPUR35周年アニバーサリー新連載
創刊35周年に向かうSPURが提案したいのは、まとうたびに幸福感に包まれるファッション。笑顔がトレードマークの佐藤栞里さんと、ハッピーなスタイリングをお届けします!
「スタイリングがうまくいくと、一日中幸せな気持ちでいられる。反対に納得できないと、早く家に帰りたくなってしまうけど(笑)。疲れていても、落ち込んでいてもお気に入りの洋服を着れば気持ちが上向きになる、おしゃれにはそんな力があると思います」とファッションへの愛を語った佐藤栞里さん。
このたび、創刊35周年を一緒に盛り上げる"SPURフレンド"に就任し、ハッピー感あふれるモードを提案する連載をスタートする。
初回にフォーカスするのはエッセンシャルなワードローブのひとつ、ジャケットだ。
「フォーマルなジャケットはこれまであまり縁がなかったのですが、年を重ねてもっと似合うようになりたいと思っています。今回着た2着はどちらも上品でありながらノーカラーで堅すぎず、親しみやすさもありました。こんなアイテムをさらりと日常に取り入れられる人に憧れます。そこにワイドシルエットのパンツやミニドレス……普段の私ならカジュアルなデニムやロングスカートを合わせるので、モードな組み合わせにもワクワクしました。こんなふうに新しい自分に出合うと、職場と家の往復から抜け出して、寄り道をしたくなりますね。今日のスタイリングなら、行ったことがない美術館やギャラリーに出かけたい。素敵なジャケットは、未開拓の場所に私を連れ出してくれそうです」