【佐藤栞里のスマイルモードvol.02】自分も人も大切にできるニット

創刊35周年に向かうSPURが提案したいのは、まとうたびに幸福感に包まれるファッション。笑顔がトレードマークの佐藤栞里さんと、ハッピーなスタイリングをお届けします!

miu miu(ミュウ ミュウ)のニット

miu miu(ミュウ ミュウ)のニット
ジャケット¥583,000(参考 商品)・ニット¥335,500(参考商 品)・Tシャツ¥80,300・スカー ト¥253,000(参考商品)(すべて 予定価格)/ミュウミュウ クライ アントサービス(ミュウミュウ)

「今季のミュウミュウがすごく好きで、ショップをのぞいたこともあるので今日着られてうれしい!ミニボトムや丸みのあるシルエットで愛らしいけど、色みが渋いというギャップが好きです」。トラッドなリブ編みフィッシャーマンニットをオーバーサイズやミニボトムでモダンに仕上げた、ブランドならではのウィットに富んだ一着。

LOEWE(ロエベ)のニット

LOEWE(ロエベ)のニット
コート¥515, 900・パンツ¥344,300・ブーツ¥ 312,400/ロエベ ジャパン クライ アントサービス(ロエベ)

「白のワントーンって無条件に心が高揚しますね。コートの肩が落ちていたり、パンツをブーツインしたりして挑戦的な提案があってコンサバティブにならないのも理想的です」。構築的なシルエットが美しいミディアムウェイトのウールブレンドのコートに、ミドル丈のカシミヤのパンツを合わせたルック。クリーンすぎず、生成りでもない。ソフトな白の色みも、ほかにはない上品さがあって惹かれました」。

自分も人も大切にできるニット

「寒い冬の朝に暖かな一枚に袖を通した瞬間、ほっとして、心が解放されたような気持ちになる。夏にTシャツを着るときにも、春や秋にシャツを羽織るときにもない幸福感がそこにはありませんか?ごく日常的なワードローブだけど、どこか特別な存在です」。

ハッピー感あふれるモードを提案する連載第2回。フォーカスしたニットウェアについて語った佐藤さん。数あるワードローブの中でも〝ニット愛〞は特に深く、こだわりがある。

「やっぱり着心地は譲れません。チクッとした感触のものは自分も気持ちがよくないし、たとえば電車で隣になった人にも嫌な思いをさせてしまうかもしれないじゃないですか。だから柔らかく、上質な素材であることが絶対条件。今日着たニットはもちろん、そのハードルを軽々と越えてくれました。触れた瞬間、わぁと声が出てしまったほど。それにどちらもセットアップの提案というのも素敵ですよね。ジャケットとミニボトムとの組み合わせも、純白のニットコートとパンツのコンビネーションも新鮮。一人でゆるくダラダラと過ごすよりも、きちんとおしゃれした姿を誰かに見てもらいたくなる服だと思いました。親しみやすいけどエレガントで、きっと喜んでもらえますよね。自分も相手もストレスフリーで気分がよく、厳しい冬の寒さの中でも笑顔でいられるスタイリングです」

佐藤栞里プロフィール画像
佐藤栞里

さとう しおり●1990年生まれ。2001年、11歳でモデルとしてデビュー。以来、『MORE』や『BAILA』をはじめとした数多くの女性誌で活躍。近年はタレントとしても活動し、2017年より「王様のブランチ」(TBS系列)でMCを務める。ほか「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」「有吉の壁」(ともに日本テレビ系列)な
どにもレギュラー出演中。

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