創刊35周年に向かうSPURが提案したいのは、まとうたびに幸福感に包まれるファッション。笑顔がトレードマークの佐藤栞里さんと、ハッピーなスタイリングをお届けします!
自分に魔法がかかるドレス
「ドレスって言葉にするだけで背筋がしゃんと伸びるような、特別な存在。個人的にワンピースを着る日は、ハズしたくなるんです。たとえば靴をスニーカーにしたり、カジュアルな小物を加えてみたり。だけどドレスの日はそういったことをせず、足もともヒール靴を選ぶし、きちんとしたジュエリーを選ぶ。きれいな服をきれいに着て"直球勝負"がしたくなるアイテムなんです」。今回フォーカスしたホリデーシーズンにふさわしいドレスについて語った佐藤さん。着用したのはきれい色だったものの、普段はブラックを愛用中。
「勇気がなくて華やかなデザインには挑戦してこなかったのですが、こんなにもわくわくするんだと感動しました。いつも鏡はポージングの確認のために最低限しか見ないのに、今日はうれしくて何度も見たんです。『これが私?』って、魔法にかかったおとぎ話の主人公のような気持ちで。これまで友人の結婚式でしか着てこなかったものの、この高揚感を味わうために"ドレスを着る日"を作りたいと思ったんです。大勢の方の前で着る勇気はないので、ホテルの部屋に気の置けない友達と集まったりして。子どものようにはしゃいで、それでいてまとうのはとびきりエレガントで大人なドレス。そんな至福のおしゃれ遊びを大切な人とシェアできたら、最高にハッピーな時間が待っているはず」
さとう しおり●1990年生まれ。2001年、11歳でモデルとしてデビュー。以来、『MORE』や『BAILA』をはじめとした数多くの女性誌で活躍。近年はタレントとしても活動し、2017年より「王様のブランチ」(TBS系列)でMCを務める。ほか「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」「有吉の壁」(ともに日本テレビ系列)などにもレギュラー出演中。