モードのプロたちは何に投資した? バッグからジュエリーまで、みんなの「お宝」を大公開!

こよなく服を愛する人たちに、この1年で気合を入れて買ったものや、着倒したアイテムについて聞いてみた。思い出が詰まった服、ようやく出合えた逸品……自分も何か欲しくなってしまう、14名のストーリー

1. シャネルのバッグ / 2. ドリス ヴァン ノッテンのジャケット

CHANELのバッグ/DRIES VAN NOTENのジャケット
1.キルティングやチェーンなど〈シャネル〉らしいエッセンスが表れたフラップバッグ。財布やスマホ、リップなどを3つのコンパートメントに収納できる。バッグ/本人私物
2.ピンストライプ柄のテーラードジャケットは2023-’24年秋冬のファーストルックでモデルが着用。袖口から裏地をのぞかせ表情を変えて楽しめる。ジャケット/本人私物

1. シャネルのバッグ
10月にパリファッションウィークへ行ったときに、モンテーニュの路面店でひと目惚れ。ずっとご褒美バッグが欲しいと思っていたので踏み切りました。何十年も大切に持ち続けられるクラシックなチェーンバッグは、どんな装いにも華やかさを与えます
早川すみれさん(スタイリスト)

2. ドリス ヴァン ノッテンのジャケット
日常的に着られるジャケットが数着あると心強いんですよね。今回は〈ドリス ヴァン ノッテン〉のストライプ柄を選びました。ビッグサイズでざっくり羽織るとシルエットに動きが出てかっこいいんです。落ち感のあるなめらかな生地はフォーマルな場面にも
飯島朋子さん(スタイリスト)

3. ミュウミュウのニットカーディガン / 4. カルティエの時計

MIU MIUのニットカーディガン/ CARTIERの時計
3.ヴァニゼと呼ばれる表面と裏面で違う表情を同時に編み上げる技法を使っている。胸もとにはさりげなくボディと同色のロゴ刺しゅうが。ニットカーディガン/本人私物
4.〈カルティエ〉を象徴するひとつ、"パンテール ドゥ カルティエ ウォッチ"。1980年代から現在までアップデートを重ねながら定番として人気を誇る。時計/本人私物

3. ミュウミュウのニットカーディガン
2023-’24年秋冬コレクションを見たときからずっと欲しかったもの。打ち合わせ終わりに路面店で試着し、高価なので一度は迷って帰りました。その後数日間忘れられず、ついに決断。スラックスにも合い、シーンを選ばずに着られるお気に入りです
Takanohvskayaさん(スタイリスト)

4. カルティエの時計
撮影時に別のモデルにグッときたのですが、お店には在庫がなく、せっかくだからと定番モデルを試着。想像以上にしっくりきたのと、タイムレスに愛用できる魅力を実感し、思いきって購入しました。気持ちを上げ、佇まいを正してくれる毎日のお守りに
上野真依さん(エディター)

5.ヴァレンティノのノーズリング、リップリング / 6.ジェショー スタジオの ジャケット / 7. GOOD PEOPLE GOOD STITCHING GOOD PRODUCTのシャツ / 8. アーレムの眼鏡

VALENTINOのノーズリング、リップリング/GESHO STUDIOの ジャケット/GOOD PEOPLE  GOOD STITCHING  GOOD PRODUCTのシャツ/AHLEMの眼鏡
5.ブランドを象徴するスタッズモチーフのあしらい。ハードでありながら、きらびやかなゴールドメタルが華やかさをプラス。ノーズリング・リップリング/本人私物
6.細部まで描き込まれた絵柄や配置を吟味して、自分に合った一着を選びたい。¥253,000/ザニーム・ベイクルーズ カスタマーサポートセンター(ジェショー スタジオ)
7.下着用生地を改良した、世界にひとつだけの編み機で作られた素材。一番下のボタン位置を高く取ることで、美しいフロントカットに見える設計に。シャツ/本人私物
8.ロサンゼルスを拠点に活動するアイウェアブランド〈アーレム〉は、きゃしゃで独創的なフレームデザインが特徴。各¥72,600/グローブスペックス エージェント(アーレム)

5. ヴァレンティノのノーズリング、リップリング
穴を開けるには痛そうな鼻と唇に装着するだけでピアスをしているように見え、大好物のパンキッシュなムードが漂う。リップリングは飲食時を避けて、ノーズリングはかしこまった場所以外は毎日のように着用しています
栗山愛以さん(ライター)

6. ジェショー スタジオのジャケット
最近は、誰ともかぶらない服を求めるようになりました。友人からすすめられたこのジャケットはすべて一点もので、パッチのイラストなどが可愛らしい。ショート丈なのでバギーパンツにベルトを締めて、ルーズに着たいです
吉田佳世さん(スタイリスト)

7.GOOD PEOPLE GOOD STITCHING GOOD PRODUCTのシャツ
カタログ撮影をきっかけに、細部へのこだわりやストーリーに感銘を受けて惚れ込みました。着心地やデザインはもちろん、世界に誇れる技術でモノを作る姿勢が素敵。上品なシャツなのでサイズを上げて軍パンに合わせます
赤尾昌則さん(フォトグラファー)

8. アーレムの眼鏡
"新しい自分に出会う"がテーマ。気になるフェイスラインや目もとのクマは、隠したり引き上げるのではなく寄り添うフレームを選ぶと、顔の印象を変えられるんです。2本ともまったく異なるキャラクターになれる"整形眼鏡"です(笑)
浜田英枝さん(スタイリスト)

9. ライテンダーのニット / 10. ケイトのバッグ / 11. ジ エルダー ステイツマンのニットガウン

RYE TENDERのニット/KHAITEのバッグ/THE ELDER STATESMANの ニットガウン
9.糸を3本取りで編むことで地厚に仕上げた定番のプルオーバーセーター。18.5マイクロンと繊細なメリノウールとカシミヤをブレンド。ニット/本人私物
10.立体的なスクエアバッグは両サイドを折り紙のように畳んだデザインが特徴。小ぶりながらマチがあり機能性にも優れている。色や素材の展開も。バッグ/本人私物
11.西海岸発信のブランドらしい開放的なカラーを採用したマルチボーダー柄が目を引く。カシミヤ100%の柔らかく包み込まれるような着心地。ニットガウン/本人私物

9. ライテンダーのニット
残糸を集めて生まれたクルーネックニット。何度着てもくたっとせず、肉厚でしっかりとしているのでお気に入りです。撮影現場では特に動きやすくて重宝しています。同じ型を何色も持っていますが、カラバリ豊富なので、次は別の色も試したいです!
尾身沙紀さん(フォトグラファー)

10. ケイトのバッグ
バッグをいつも探しているのですが、2023年一番ときめいたのがこちら。コレクションが発表されたときから目をつけていたアイテムです。小さく端正なフォルムが気にっていて、収納力も十分。どんな服装にも合うので、好きなときに合わせています
清水奈緒美さん(スタイリスト)

11. ジ エルダー ステイツマンのニットガウン
明るいニットの羽織を探していて、自分のスタイルに合うものを見つけました。色と柄に遊び心があるけれど、カシミヤなのでだらっとしないのがポイント。肌ざわりがよいのでTシャツに羽織ってもいいし、黒でまとめがちな冬はコートの中に差しても
影山蓉子さん(スタイリスト)

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