ファッションラバーから厚い支持を得ているアイウェアブランド・アーレムは、今年で誕生10周年。そんなアーレムより、新作10型とコラボレーションモデル2型が発売中だ。モードと親和性の高いアイウェアから、理想の一本を見つけて。
おしゃれなアイウェアを求めて、スタイリストの小川夢乃さんとSPURエディターの3名が「グローブスペックス渋谷店」に来店。イベントで来日中のアーレムのデザイナー、アーレム・マナイ・プラットさんが自ら新作を見立てた。彼女たちが運命の一本に出合うまでのリアリティショーは、ぜひ動画でチェックして!
旬顔が手に入る2024年春夏コレクションにフィーチャー
2017年にはCFDAファッション・アワードのファイナリストに選出され、2022年にはパリのガリエラ美術館とコラボレーションを果たすなど、アイウェア界をリードし続けるアーレム。20世紀初頭のバウハウスムーブメントをベースにしたデザインは、アーティな彫金のディテールやユニークなシェイプが最大の魅力だ。2024年春夏コレクションは、「Paris Future」をテーマにパリの気品に満ちた情景からインスパイアされた10型。今回は新作の中からおすすめのフレームをピックアップ。
【ボナパルト】トレンドの横長シェイプを先取り
天地の浅いスクエアフレームは、アーレムが3年前から構想を練っていたこだわりのシェイプ。なかでも新作サングラスの「ボナパルト」は、フレームボトムのカッティングやブリッジ部分の立体的な切り込みなど、こだわりが満載の一本。本作をはじめ、モデル名はすべてパリの通りや地名から命名。パリを愛するアーレムらしいネーミングだ。
【チュニス】プレイフルなカラーリングに心躍る!
人気のキャットアイモデルを細くモダンにアップデートした「チュニス」は、テンプルに埋め込まれた彫金が横顔を美しく彩る。チタンコレクションを除くすべてのアイウェアは、フランス・オヨナの熟練職人が丁寧にハンドメイド。オヨナはメガネの名産地で有名だ。セルやメタルなど各素材に特化した職人が手がけるだけあって、そのクオリティは折り紙つき。
【オスマン】繊細なディテールが光る一本
「オスマン」は、NBAのプロバスケットボール選手のレブロン・ジェームズにビスポークで製作したメタルフレームを、よりかけやすくブラッシュアップしたもの。シャープさと柔らかさを併せ持ち、ダブルブリッジ初心者にもおすすめだ。ハンドハンマー加工による凹凸がきらめくテンプルや、アクセサリーパーツのようなテンプルエンドは、アーレムならではのアプローチ。見れば見るほど精緻なディテールは、使うたびに愛着が湧くはず。
今をときめくスタイリストやデザイナーとのコラボレーションモデル
アニバーサリーイヤーに発表したコラボレーションモデルは、スタイリスト兼ファッションエディターのジョーダン・ビッカム、そしてパリ発のファッションブランド・ゴシェールと製作した2型がラインナップ。かけるだけで抜群の存在感を発揮するアイウェアは、上質かつタイムレスな魅力を備えている。
ジョーダン・ビッカムは、ニューヨークを拠点にファッション業界で活躍するスタイリスト兼ファッションエディター。昨年の夏、彼女とアーレムが共作したサングラスに、今季は新色が登場。同モデルはジョーダンのパートナーである写真家のソラヤ・ザーマンが収集したヴィンテージのセーフティグラスから着想を得たフレーム。ボリューミーなスクエアフォルムと立体的なブリッジにより、保護メガネをファッションに昇華させた。
【アーレム×ジョーダン・ビッカム】個性を際立たせるスクエアフォルム
新色はピンクベージュの「アッシュミルク」、淡いグリーンの「フォグライト」、ウィスキーのような「ブラウンライト」の3色で、世界限定100本が発売中。なお、本コラボレーションの販売収益全額が、性的マイノリティや文化の支援を行う人権団体「G.L.I.T.S. NYC」に寄付される。
ふたつめは、アーレムの友人でデザイナーのマリー・クリスティーヌ・スタッツが手がけるフレンチブランド、ゴシェールとコラボレーションしたサングラス。昨年9月28日のゴシェールのコレクションで発表されたことから「2809」と名付けられた。カラーバリエーションは「ブラック」、「ダークタートル」、「ノベンバーライト」の3色展開。
【アーレム×ゴシェール】スタイリングのフックになるサングラス
極太テンプルがエッジィなサングラスは、ダブルブリッジ部分の切り出しがインパクト大。こちらも世界限定100本が発売中だ。日本国内では各色数本ずつのみの販売なので、気になる人は急いでチェックして!
グローブスペックス エージェント
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