【佐藤栞里のスマイルモードvol.10】“美しい人”を目指すためのボディコンシャスな服

創刊35周年に向かうSPURが提案したいのは、まとうたびに幸福感に包まれるファッション。笑顔がトレードマークの佐藤栞里さんと、ハッピーなスタイリングをお届けします!

ドルチェ&ガッバーナ

DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)のボディコンシャスな服
トップス¥352,000・スカート¥212,300/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン(ドルチェ&ガッバーナ)

「"きらびやかなラグジュアリー"という印象のブランドで、今日着たセットアップも目を引く存在感。可愛いの代名詞ともいえるドット柄を、とびきりエレガントに仕上げているのが新鮮ですよね。ぴたっとしたルックスですが、着心地は柔らかく、守られているような感覚がある。その意外性も素敵!」。センシュアルでありながらも力強い。ドルチェ&ガッバーナならではの人物像へと導くセットアップは、大きさの異なるドット柄の掛け合わせにも美学が光る。

アライア

ALAÏA(アライア)のボディコンシャスな服
ジャケット¥284,900・スカート¥182,600・靴¥192,500/リシュモン ジャパン アライア(アライア)

創始者であるアズディン・アライアの姿勢に基づく"曲線美"が強調されたルックは、クリーンな白とシアーな素材がさらに洗練されたムードを高める。「近未来感があるのに、60年代のムードも感じて、不思議な魅力があります。きちんと向き合ったことがなかったブランドですが、この服に惹かvれてほかのアイテムも調べてみたら惚れぼれしました。うれしい出合いです」。ハイネックやスカートの裾のカッティングなど、個性的なディテールも魅力。

「少し前に髪を切ったんです。数年ぶりのショートボブ、さらに10年ぶりのパーマに挑戦することに。新しいヘアスタイルになって、おしゃれの幅がぐっと広がりました! マニッシュさもあるので、反対に女性らしい服にも目がいくようになったんです」

気になるファッションについて語る佐藤さんと今月フォーカスするのは、体のラインを強調するボディコンシャスなアイテム。ふたつのブランドのルックを撮影した。

「どちらも着てみると色気を感じますが、同時にタフな印象もありますよね。そして言葉としては"美しい"という表現がいちばん似合うと思いました。今まで『可愛くなりたい』とか『かっこよく見せたい』と考えることはあったけど、『美しくなりたい』と願うのは自分にはおこがましい気がしていたんです。でも今日の撮影中にこんな服が似合う、美しい人になりたいという感情が芽生えました。きっとボディコンシャスな服って外見も内面もごまかしがきかない。だからボディメイクを頑張ったり、しなやかな所作を心がけたり、周囲の方へのこまやかな気遣いを忘れないようにしたり……いろいろな努力を積み重ねていく必要がありますよね。大変なことですがステップアップした姿を想像すると、思わず口角が上がる。いつかもっと自信を持って着こなす自分になりたいです」

プロフィール画像

さとう しおり●1990年生まれ。2001年、11歳でモデルとしてデビュー。以来、『MORE』や『BAILA』をはじめとした数多くの女性誌で活躍。近年はタレントとしても活動し、2017年より「王様のブランチ」(TBS系列)でMCを務める。ほか「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」「有吉の壁」(ともに日本テレビ系列)などにもレギュラー出演中。

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