秋冬シーズンも、個性豊かな新作が続々と到着。現実を力強く生きるためには、毎日をファンタジックに彩るシューズが必要だ。メゾン渾身の逸品とともに想像の翼を広げて
秋冬シーズンも、個性豊かな新作が続々と到着。現実を力強く生きるためには、毎日をファンタジックに彩るシューズが必要だ。メゾン渾身の逸品とともに想像の翼を広げて
新たな物語へと誘うパワーシューズ
夢の扉の向こうへ、エネルギッシュな靴と踏み出したい。
(上から)
CHANEL(シャネル)
映画『男と女』(’66)で主演を務めたアヌーク・エーメが劇中でまとっていたコートが着想源。スエードのラムスキンをベースに、ライニングにはフラッフィなボアを採用。ブラックのカーフスキンで切り替えたつま先にメゾンのアイデンティティをひとさじ。
ブーツ〈ヒール9㎝〉¥485,100(予定価格)/シャネル
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
ニコラ・ジェスキエールがウィメンズ アーティスティック・ディレクターに就任して10周年となる節目の今季。コレクションで提案したレトロ フューチャリスティックなムードを象徴するパンプスには、スクエアトゥとボールドなパイピングに凛としたパワーを宿して。
パンプス〈ヒール9.5㎝〉¥194,700/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン)
PRADA(プラダ)
アッパーで咲き誇るのは、サテンをハンドクラフトで折り重ねたフラワーモチーフ。きゃしゃなストラップをサイドに配し、素肌とのバランスも計算し尽くしている。とびきりロマンティックな一足だ。
靴〈ヒール1.5㎝〉¥192,500(予定価格) /プラダ クライアントサービス(プラダ)
雲まで届け! サイハイブーツ
背比べしているようなスーパーロングブーツ。ダイナミックなシューズがあれば、空を超えて宇宙まで。
(右から)
CHLOÉ(クロエ)
新クリエイティブ・ディレクターのシェミナ・カマリのデビューコレクションで、透けるドレス越しに異彩を放った一足。ロイヤルネイビーのスエードに、大きな半球のスタッズを大胆にオン。
ブーツ〈ヒール8.5㎝〉¥343,200(予定価格)/クロエ カスタマーリレーションズ(クロエ)
DIOR(ディオール)
ミニスカートとコーディネートすれば、旬な装いに。アッパーにはゴールドカラーで「Christian Dior PARIS」と刻印されたベルトバックルを配した。
ブーツ「D-クエスト」〈ヒール4.5㎝〉¥394,000/クリスチャン ディオール(ディオール)
FENDI(フェンディ)
今季の重要なキーワードのひとつ"レイヤード"を、ブーツにパンツをインしたようなトロンプルイユデザインで表現。そびえ立つストレートレッグのアッパーはローマ建築の支柱をイメージしている。
ブーツ〈ヒール5.5㎝〉¥495,000〈予定価格・9月上旬発売予定〉/フェンディ ジャパン(フェンディ)
空から降り注ぐスパークルシューズ
一面に星が瞬く夜空に浮かぶのは、きらめく靴。モードラバーにとって夢のような風景を想像してみる。
(上から)
GUCCI(グッチ)
ブランドのシグネチャーカラー「グッチ ロッソ アンコーラ」をまとったピンヒールのパンプス。バックルの横に、さりげなくダブルGをあしらった。クリスタルチェーンが歩くたびに揺れ、眩いまでの輝きをたたえて。
靴〈ヒール10.5㎝〉¥273,900/グッチ クライアントサービス(グッチ)
DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)
ストラップからヒールに至るまで、優美で無駄のないラインを描く。クリスタルを敷き詰めた立体的なリボンが、とびきりのロマンスを足もとに運ぶ。
靴〈ヒール10.5㎝〉¥256,300(予定価格)/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン(ドルチェ&ガッバーナ)
JIMMY CHOO
シアーなメッシュ素材の上で、クリスタルが儚げに瞬いて。スリングバックは長さの調節が可能で、雫から着想を得たドロップヒールは安定感をもたらす。ドリーミーなビジュアルと履き心地を見事に両立する。
靴「アメル」〈ヒール5㎝〉¥220,000/JIMMY CHOO
たくましいストラップブーツで世界一周!
広い世界をともに旅するのは、愛馬とタフなブーツ。
(上から)
MIUMIU(ミュウミュウ)
グランジ加工を施したカーフレザーからヴィンテージの趣が薫る。ランウェイのように3連ベルトをルーズに留めて、こなれたムードで履きこなしたい。
ブーツ〈ソール3.5㎝〉¥341,000(予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ)
BURBERRY(バーバリー)
2023年に登場した堅牢なブーツがソフトに進化。ハーネスのフロントではBバックル、サイドではDリングが小粋なアクセントに。
ブーツ〈ソール3㎝〉¥302,500(予定価格)/バーバリー・ジャパン(バーバリー)
Dr. MARTENS(ドクターマーチン)
高い耐久性を持つワックスプルアップレザーを採用。ウェルトで伝統的なイエローステッチが主張する。
ブーツ〈ソール実寸3.5㎝〉¥44,000/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン(ドクターマーチン)
McQUEEN(マックイーン)
乗馬から着想を得て、ミッドソールで蹄を、アウトソールで蹄鉄を忠実に再現。歩みを進めるとシルク糸のポニーテールが大胆にスイングする。
ブーツ〈ヒール10.5㎝〉¥504,570(予定価格)/アレキサンダー・マックイーン クライアントサービス(マックイーン)
もこもこのボリュームブーツの大行進
旅は道連れ。大型動物の足のような"ふわもこ"ブーツと、どこへ行こう?
(上から)
MONCLER(モンクレール)
毛足の長いエコファーは、シロクマのような存在感。ソールは雪の中でもすべりにくいグリップつきで、山岳地帯のウェアから始まったブランドの矜持が宿る。
ブーツ「ビバリー ハイ」〈ソール3.5㎝〉¥257,400/モンクレール ジャパン(モンクレール)
BALENCIAGA(バレンシアガ)
2000年代のアメリカで流行したスタイルを取り入れた今季。数々のルックの足もとを彩ったのが、スエードカーフスキン製のブーツだ。誇張したフォルムに厚底のラバーソールをドッキングした迫力満点の一足。
ブーツ「ALASKA」〈ソール実寸4㎝〉¥264,000/バレンシアガ クライアントサービス(バレンシアガ)
LOEWE(ロエベ)
シアリングをあしらったフースベットが夢見心地な快適さをかなえる。ブランドを象徴するアナグラムをエンボス加工したアウトソールによって、足跡までスタイリッシュに決まる。
ブーツ「LAGO BOOT」〈ソール1㎝〉¥133,100/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ)
美麗なスエードブーツがピクセルの森を闊歩
2Dの森でも、どんな場所でも頼りになるノーブルなショートブーツ。快適な履き心地を約束する一足と、歩みを進めて。
(右から)
RALPH LAUREN(ラルフ ローレン)
装飾を極限までそぎ落とすことで上質なゴートスエードと端正なシルエットが際立つ。プレーンなアーモンドトゥも美しく、タイムレスに愛用できる。柔軟性と耐滑性を持つレザーアウトソールを備えるのもうれしい。
ブーツ〈ヒール4.5㎝〉¥199,100/ラルフ ローレン
FERRAGAMO(フェラガモ)
マットなゴートスエードのボディと艶のあるカーフパテントのトゥキャップ。質感のコントラストがブラウンのワントーンに奥行きを与える。ヒールの背面できらめくメタルのガンチーニもさりげないアクセントに。
ブーツ〈ヒール6㎝〉¥165,000/フェラガモ・ジャパン(フェラガモ)
COLE HAAN(コール ハーン)
前後で履き口に高低差をつけることで、プロポーションの美しさと着脱のしやすさを同時に実現。高いクッション性と反発性を併せ持つミッドソールを含む、4層のソールが歩きやすさもサポートする。
ブーツ「グレンデル ジョードプル ブーティー」〈ヒール7.5㎝〉¥46,200/コール ハーン ジャパン(コール ハーン)
現実主義と遊び心のマッチング
パンプスやスニーカーというデイリーな靴に、とびきりプレイフルな味つけを。ユニークな色や装飾で遊んで。
(右から)
MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)
過去のランウェイに登場したシューズからインスパイアされた、キャットデザインのバレリーナ靴が登場。カットアウトで目をレザーでひげを表現しチャーミングに仕上げた。
靴〈ヒール0.5㎝〉¥39,600/マーク ジェイコブス カスタマーセンター(マーク ジェイコブス)
NOIR KEI NINOMIYA(ノワール ケイ ニノミヤ)
ノワール ケイ ニノミヤとリーボックのコラボレーションスニーカー。「インスタポンプフューリー94」をベースに、蛍光イエローの着脱可能なフラワーモチーフがインパクトを残す。
スニーカー〈ソール実寸6.5㎝〉¥61,600/コム デ ギャルソン(ノワール ケイ ニノミヤ)
ONITSUKA TIGER(オニツカタイガー)
ビビッドなイエローと彫刻的なヒールを組み合わせたパンプスは、ブランドのアーカイブスにある「RODEOブーツ」が着想源。踵部分のインソールは衝撃吸収材内蔵で、ヒール高10㎝を感じさせない履き心地!
靴「タイガーロデオ」〈ヒール10㎝〉¥51,700/オニツカタイガージャパン(オニツカタイガー)
メタリックシューズと非現実の世界へ
ミラーに囲まれた空間に、未来的なテクスチャーが反射して非現実的な世界が広がる。
(右から)
CHRISTIAN LOUBOUTIN(クリスチャン ルブタン)
ミニーマウスの靴にヒントを得て、ぷっくりと丸みを帯びたシェイプに。オーバーサイズのスクエアヒールはピンクカラーも相まって、ビジュアルの愛らしさを加速させる。
靴〈ヒール7㎝〉¥145,200/クリスチャン ルブタン ジャパン(クリスチャン ルブタン)
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
アイコニックな「カナラッツォ」シリーズの新作。卓越した職人技によるリフレクティブ ナッパレザーのイントレチャートが眩しい。
ブーツ〈ヒール10㎝〉¥665,500/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)
DIESEL(ディーゼル)
ポインテッドトゥがフォーマルな印象を与える「VENUS」シリーズに、ミラーポリウレタン素材が仲間入り。オーバルDメタルプレートとボディを同色にすることで、華やかながらモダンな一足に。
靴〈ヒール9㎝〉¥102,300/ディーゼル ジャパン(ディーゼル)
バックスリングでクラシック回帰バックスリングでクラシック回帰
ブラウン管テレビと古きよき日に思いを馳せて。トラッドなパンプスがノスタルジーに呼応する。
(上から時計回りに)
VALENTINO GARAVANI(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)
王道のメリージェーンを、スクエアトゥとブロックヒールで現代的にアップデート。フロントのベルトではターンロック構造を取り入れたV ロゴが輝く。
靴〈ヒール6㎝〉¥148,500/ヴァレンティノ インフォメーションデスク(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)
TOD’S(トッズ)
マスキュリンなアッパーと、エレガントなスプールヒールの折衷的なムードが魅力。T タイムレスを基調とした新しいハードウェアから品格が薫る。
靴〈ヒール3.5㎝〉¥152,900/トッズ・ジャパン(トッズ)
GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)
シーンを選ばないミニマルなシルエットのパンプス。アシンメトリーなトップラインを描くストラップで個性をプラスした。
靴〈ヒール6.5㎝〉¥168,300/ジョルジオ アルマーニ ジャパン(ジョルジオ アルマーニ)
SAINT LAURENT(サンローラン)
2023年に発表されたスリングバックパンプスが、ローヒールで新登場。エッジが際立つバックルやシャープなトゥがストイックな印象へと導く。
靴〈ヒール7.5㎝〉¥176,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)
寝ても覚めてもメリージェーンを味方に
夢と日常をつなぐのは、リアリティとロマンを兼ね備えたフラットシューズ。
(上から)
COACH(コーチ)
艶やかなパテントレザーによる、オーセンティックなデザイン。ストラップの留め具にはCロゴのボタンを採用した。
靴「ウィンリーメリージェーン」〈ヒール0.5㎝〉¥38,500〈9月発売予定〉/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン(コーチ)
HERMÈS(エルメス)
1996年にピエール・アルディがファッションアクセサリーのためにデザインしたバックル《アピ》。セットしたクリスタル・ラインストーンが、深緑のベルベットの上で上品にきらめく。
靴「ジェーン」〈ヒール1㎝〉¥180,400/エルメスジャポン(エルメス)
CELINE(セリーヌ)
ダンスの世界から着想を得た、60年代のクラシックスタイルを体現するバレリーナシューズ。クロスになったストラップは今季を象徴するディテール。
靴「ベイビーバレリーナ」〈ヒール0.5㎝〉¥132,000(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)