感度の高いファッションプロは、年末に向けてどんなショッピングを夢見ているのか。今年の"ご褒美買い"の展望をリサーチ! エディター/菅野麻子さんの欲しいもの「DRIES VAN NOTENのジャケット」 ブルゾン¥435,600/ドリス ヴァン ノッテン ドリスのクリエーションに熱烈なラブコールを 「ドリス・ヴァン・ノッテンが持つ服への愛、人としての品格や教養、物作りの哲学、すべてが憧れで大好きでした。ラストコレクションは、彼自身やブランドを愛する人たちの想いが詰まった宝箱のよう。最後のシーズンに向けて今季も宝物になる一着をぜひ手に入れたいです。ドリスはメンズ、レディス問わず着こなしの幅が広いのも魅力のひとつ。今はメンズのブルゾンを、ゆったりとしたシルエットでまといたい。スポーティなアイテムですが、このブランドらしいスパングル使いでエレガントになっているのが素敵です」。歪んだ花柄のピクセルモチーフを配して。シャドウ部分にスパングルやビーズを刺しゅうし光沢と立体感を出した。 エディター/中馬あかねさんの欲しいもの「BOUCHERONの ファジー レオパードキャット リング」 リング〈WG、ダイヤモンド、エメラルド、ブラックラッカー〉¥7,326,000(予定価格)/ブシュロン クライアントサービス(ブシュロン) 世にもラグジュアリーな山猫をアミュレットに 勇気、自由、独立を象徴するラッキーモチーフのベンガル山猫「ファジー」。ダイヤモンドをパヴェセッティングし、美しい毛並みを表現した。「愛らしい提案にいつもハートをわしづかみにされるブシュロンのアニマルコレクション。断然"犬派"ですが、このリングと目が合った瞬間、恋に落ちてしまいました。あと1年、仕事と息子の受験サポートを両立する必要がある私にとって、高貴でチャーミングなハイジュエリーは頼もしいお守りになること間違いなし。お値段もアートピース級ではありますが、この子を迎えたら限界まで頑張れそうです!」。 スタイリスト/倉形紀恵さんの欲しいもの「KHAITEのLotusバッグ」 バッグ〈H35.5×W53.5×D23.5〉¥537,500/SSENSE(ケイト) 特別なタイミングで手に入れたい極上のスエード スカーフから着想を得た上質なイタリアンレザー製のトートバッグ。大きさに反して軽量なのも支持される理由のひとつ。「モダンでありながら、どこか愛らしいポテッとしたフォルムに惹かれました。たくさんの荷物を気兼ねなく入れられるサイズ感と間口の広さも魅力です。スエードは定期的に手入れが必要なため躊躇していましたが、育児と仕事の両立に奔走した今年、思い切ってご褒美買いしたい! 大切に使いながら経年変化を楽しみたいです」。取り外せるスムースレザーのジップポーチつき。 エディター/平輝乃さんの欲しいもの「Max Maraのアイコンコート」 コート¥606,100/マックスマーラ ジャパン(マックスマーラ) まとった瞬間、多幸感に包まれる名品 長年愛され続ける、1981年に生まれた"101801"モデル。ヴァージンウールとカシミヤを混合したビーバー仕上げの生地は、高い保温性と軽量感をかなえる。「極上の素材と仕立てのよさ、そして袖を通すたびにそのぬくもりに癒やされます。マックスマーラのキャメルは顔映りのよさも格別。若いときは派手なデザインや柄のものを好んでいましたが、ようやく上質なものに惹かれるようになりました」。ボタンとポケットの位置を緻密に計算し、ロングコートながらどんな身長でも似合うよう設計されている。 エディター/福原咲子さんの欲しいもの「BUNNEYのチャーム」 チャーム〈YG〉¥209,000/スープリームス インコーポレーテッド(バニー) 凛としたウサギをバディに 「今年愛犬を亡くし、ずっとそばにいてくれる動物の優しさを身にしみて感じる毎日です。そんな気持ちのときに、ロンドンのジュエリーブランド、BUNNEYのPOP-UPで見つけたのがこの小さなウサギ。ファンシーさを排した、図鑑から飛び出してきたような精緻に描写された造形は、まさに私が求めていた存在でした。可愛いだけで終わらず、信頼できる相棒として私を癒やしてくれそうです」。高さ1.5㎝という小ささながら、ディテールまでこだわって表現。イギリスで職人が手作業で丁寧に製作している。 スタイリスト/佐藤里沙さんの欲しいもの「REPOSSIのBerbere Chromaticリング」 リング〈PG、ダイヤモンド、ラッカー〉¥664,400/レポシ日本橋三越本店(レポシ) 時を超えるデザインと人生を歩む ベルベル人の遊牧民に伝わる、タトゥーのラインを再解釈した「Berbere」コレクションより。「伝統とモダニティを融合させたレポシのリングは、世代を問わず愛用できるタイムレスなデザインが魅力。年齢を重ねるごとに似合う指になっていきたい、という想いに寄り添ってくれます。長年『可愛い!』と思う気持ちを温めてきたのでついに今年、頑張った自分を褒めるべく購入したいです」。精巧に配したラウンドカットダイヤモンドの輝きと、トープカラーのラッカーの対比が洗練を際立たせる。 スタイリスト/丸山佑香さんの欲しいもの「MIU MIUのカーディガン」 カーディガン¥440,000(予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ) 素材とデザインのイリュージョンに心つかまれて 業界内でも屈指のミュウミュウラバーとして知られる丸山さんが選んだのは、カシミヤニットとシルクを溶着したレイヤード風のカーディガン。異なるファブリックを組み合わせた、今季を象徴する一着だ。「ニットなのに、シャツを着ているかのようなデザインがユニーク。ふたつの素材を貼り合わせる技術力にも惚れました。ミュウミュウは、私の中では常にエターナルなブランド。少し奮発したお買い物にはなるのですが、今後も絶対に後悔しないという信頼があります!」。 ファッションの最新記事はこちら 【デルヴォー】夢バッグのお買い物に密着! 佐藤栞里とファッションの名品を探求!【vol.03 ルイ・ヴィトン LV SKI スピーディ・バンドリエール 20】 【ロンシャン】のショルダーバッグ、【カルティエ】のリング、エディターのおすすめ新作etc...【SPUR週刊人気記事ランキング】 【ディオール】【クロエ】など、美レースアイテム9選 【水晶玉子】さんによる開運メッセージつき! 2025年の開運財布 【スンスン meets スシロー】のエコバッグ、【ロエベ】のふわふわバッグ、注目スニーカー3選etc...【SPUR週刊人気記事ランキング】