"セシリー バンセン界隈"のコペンハーゲン・デザイナー4人

セシリー・バンセンと公私ともに関わりのある同郷デザイナーが語る、デザイナーとブランドの魅力

セシリー・バンセンと公私ともに関わりのある同郷デザイナーが語る、デザイナーとブランドの魅力

ソフィ・ビル・ブラーエ Sophie Bille Brahe

ソフィ・ビル・ブラーエ Sophie Bille Brahe

 「セシリーとはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んでいたときに出会い、以来特別なつながりがあります。彼女の才能は静かな魔法みたいで、まるで真珠のよう。私は日常的に彼女の作品を身につけていますが、思慮深くて、自然で、自由なところがコペンハーゲンらしさを反映していると思います。セシリーのクリエーションにある夢のようなクチュール的な要素と、日常的に着られる実用性の融合が、多くの人の共感を集める理由でしょう」

From Cecilie
彼女の世界観は、美しくてロマンティック、そしてどこかクール。いつも私の服を身につけてくれて、光栄です。キラキラしたスカートにTシャツを合わせたり、彼女らしいスタイルで楽しんでくれています

"セシリー バンセン界隈"のコペンハーゲの画像_2

PROFILE
コペンハーゲン出身のジュエリーデザイナー。伝統的な金細工の修業を経て、ロンドンで修士号を取得。2011年にブランドを設立。彫刻的なデザインで人気を博す。

ニクラス スコウゴー Nicklas Skovgaard

ニクラス スコウゴー Nicklas Skovgaard

「セシリーに初めて会ったのは、2017年。私がブランドを始める前、スタイリストをしている頃です。当時の情景を今でも鮮明に覚えています。その後もさまざまな場面で顔を合わせるたびに、キャリアの浅い私にオープンに考えや経験を共有してくれて、とても感謝しています。素敵だと思うのは、常に創業当初のアイデンティティを保っているところ。クリエイティブの核を大切にしながら進化していく、その誠実さと一貫性に心から敬意を抱いています」

From Cecilie
彼は本当にピュアなエネルギーとクリエイティビティを持つ、特別な存在。コペンハーゲンから登場した新世代のデザイナーたちの中でも、非常に重要な声を持つ一人だと思っています。将来が楽しみです

"セシリー バンセン界隈"のコペンハーゲの画像_4

PROFILE
独学でファッションや織りを学ぶ。2020年から自身のブランドを立ち上げ、ストーリー性のある服作りをしている。LVMHプライズ2025のセミファイナリスト。

キャロライン・ビル・ブラーエ Caroline Bille Brahe

キャロライン・ビル・ブラーエ Caroline Bille Brahe

「私が2026年春夏のコペンハーゲン・ファッションウィークで発表したコレクションは、自身の結婚式をテーマとしました。当時ウェディングドレスとして纏ったのが、セシリーが手がけたドレスだったんです! 私の人生の美しい瞬間を、彩ってくれたことに感謝しています。空気のように軽く、パステルカラーに染められたスイスレースがあしらわれた、夢のようにロマンティックなドレス。記憶に残る、特別なあの瞬間のために作られたような一着でした」

From Cecilie
彼女のウェディングドレスと、ブライズメイド全員の衣装を手がけたのは8年前。特別な瞬間を一緒に作り上げられたことは忘れられません。彼女の作品には流行に左右されない唯一無二の存在感があります

"セシリー バンセン界隈"のコペンハーゲの画像_6

PROFILE
長年のモデル経験を活かして、2022年にCaro Editionsを設立。限定生産やユニークピースが多く、型にはまらない個性的で遊び心のあるデザインを追究する。

アマリエ・ローエ・ホーべ Amalie Røge Hove

アマリエ・ローエ・ホーべ Amalie Røge Hove

「2016年、セシリーの初めてのショーで、ニットデザイナーとしてセーターやソックスを編みました。ショーはデンマーク国立オペラハウスで行われ、とても美しかったことを覚えています。以来、個人的にも彼女の作品のファン。その後も数シーズンにわたり一緒に仕事を続け、多くのことを学びました。彼女は自分の美学に忠実で、信念や目標を妥協することがほとんどありません。非常に勤勉で、ブランドや業界に対するその熱意を尊敬しています」

From Cecilie
一緒に働いていた仲間が、自分自身の道を見つけて才能を開花させていく姿を見ると、誇らしく、とてもスペシャルな気持ちになります。彼女のニットウェアには、パーソナリティが表れているところが素敵

"セシリー バンセン界隈"のコペンハーゲの画像_8

PROFILE
セシリー バンセンのニットウェアデザイナーを務めた後、A. ROEGE HOVEを立ち上げる。2025年からは、Amalie Røge Hoveとしてニットの可能性を広げる。

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