フェラガモの魂はフィレンツェにあり。 Ferragamo, Firenze, Fascino!

フェラガモ創業の地であり、今も本社である歴史的宮殿や拠点となるファクトリー、ミュージアムを構える古都フィレンツェ。ブランドの魂が宿る場所として変わらぬ輝きを放っている

フェラガモ創業の地であり、今も本社である歴史的宮殿や拠点となるファクトリー、ミュージアムを構える古都フィレンツェ。ブランドの魂が宿る場所として変わらぬ輝きを放っている

出荷を待つ「ヴァラ」

出荷を待つ「ヴァラ」

フィレンツェ生まれのブランドとしての矜持を感じさせる場所

1927年、サルヴァトーレ・フェラガモがブランド創業の地として選んだのはフィレンツェ。ミラノがファッションウィークを筆頭とする「トレンドとビジネスの街」だとすれば、フィレンツェは革製品を筆頭とする「伝統とクラフツマンシップの街」と言える。

フェラガモの魂はフィレンツェにあり。 Fの画像_2

1 パラッツォ・スピー二・フェロー二。周辺は常に観光客でにぎわっている
2 フェラガモ・ミュージアムには、マリリン・モンローほかフェラガモを愛したセレブリティの木型を展示
3・4 2026年4月まで特別展『SALVATORE FERRAGAMO 1898-1960』を開催中。見ごたえ十分!

フェラガモの魂はフィレンツェにあり。 Fの画像_3

5 ギャラリーのような内装の「Manovia」。最新鋭の機材が並ぶ
6 「ヴァラ」製造中のワンシーン。スタッフは全員お揃いの白衣を着用
7 アーカイブルームに所蔵されている有名な「インビジブルサンダル」

街の中心であるサンタ・トリニタ広場で最も存在感を放っているのが、フェラガモの本社がある宮殿「パラッツォ・スピーニ・フェローニ」だ。完成は1289年。サルヴァトーレ・フェラガモがこの一部を顧客サロンおよびアトリエとして使用し、現在は宮殿全体が本社となった。1階にブティック、地下1階にフェラガモ・ミュージアムを構え、ブランドの総本山にふさわしい場所となっている。

もうひとつ重要な場所が、郊外のオスマンノーロにある「Manovia」。職人技術の保護を目的に1967年に設立、現在は伝統技術と最新機材を用いたシューズのファクトリーとなっており、厳重に管理されたアーカイブルームが併設されている。

フェラガモの魂はフィレンツェにあり。 Fの画像_4

8・9 中世にタイムスリップしたかのような美しい景色が広がるワイナリーリゾート「イル・ボッロ」。中心部から約1時間で、日帰りでワインと食事だけ楽しむこともできる

最後に紹介するのは、フェラガモファミリーのトスカーナへの愛情があふれた場所「イル・ボッロ」だ。廃村同然だった村を買い取って、中世の佇まいを残すワイナリーリゾートとして再生。豊穣なトスカーナワインを堪能しながら、優雅なステイを楽しめる。

2027年には創業100周年を迎えるフェラガモ。フィレンツェを象徴するブランドとして、これからもこの美しい街とともに歩み続ける。

フェラガモ・ジャパン
https://www.ferragamo.com
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