2025年、「夏の定番」が生まれ変わる。一人でゆったり音楽に耳を傾けたりカクテルを作ってみたり。そんな“スローサマー”なムードに乗せてなんでもない日をスペシャルに彩るクラシックを再定義する。
2025年、「夏の定番」が生まれ変わる。一人でゆったり音楽に耳を傾けたりカクテルを作ってみたり。そんな“スローサマー”なムードに乗せてなんでもない日をスペシャルに彩るクラシックを再定義する。
スラッカージーンズで洗車しよう
ケンドリック・ラマーが第59回スーパーボウルで身につけ話題になったセリーヌのブーツカットデニム。今季はそんなフレアスタイルで、さらに全体的にゆとりがあるワイドシルエットの“スラッカージーンズ”がトレンドに躍り出た。同じく流行中のドット柄をのせたプリーツトップスを合わせて、車を洗う瞬間をきらめくショーステージに変える。
トップス￥97,900／イザ（ヌメロ ヴェントゥーノ） パンツ￥159,500・ヘッドバンド￥69,300（予定価格）／セリーヌ ジャパン（セリーヌ バイ エディ・スリマン） 靴￥4,180／ハワイアナス
ドレスコードは懐かしいギンガム
幼少期を思い出すレトロなギンガムチェック柄は、飾りすぎないミニマルなスタイリングでまといたい。
（右）モンゴルの稀少なカシミヤを100%使用した、ふわりと軽やかなフランネル地のスカート。トップスのネイビートリミングと傘の色をリンクさせた。
トップス￥17,600／RHC ロンハーマン（ジェーン スミス フォー RHC） スカート￥70,400／オーラリー 傘￥23,100／トラディショナル ウェザーウェア ルミネ有楽町店（トラディショナル ウェザーウェア） 靴￥116,600／JIMMY CHOO
（中）オーガンジーの下にブラトップを透かせて涼やかに。
トップス￥82,500／ブラミンク トーキョー（ブラミンク） スカート￥99,000・靴￥112,200／ブルーベル・ジャパン（プラン シー） 中に着たブラ／スタイリスト私物
（左）フロントにたっぷりとフリルをあしらったブラウスにピンクのショートパンツを合わせ、ギンガム・オン・ギンガムをヘルシーに楽しむ。
ブラウス￥75,900／イザ（コート） パンツ￥33,000／アニエスベー 靴￥82,500／アマン（ペリーコ）
水着をトップス代わりにまとってひと眠り
ネイビーのパイピングをきかせた水着は胸もととサイドで肌見せするデザイン。真っ赤なバルーンスカートを合わせれば、プールサイドでの昼寝を終えてそのまま街に出かけられる。ネイビーのキャップやコードのアンクレットを加えて、スポーティに。
スイムウェア￥181,500・キャップ￥77,000・アンクレット￥45,100（すべて予定価格）／ミュウミュウ クライアントサービス（ミュウミュウ） スカート￥155,100／イザ（パトゥ） ビーチタオル￥6,380／丸一 WE HUB（Lay day）
音楽に身をゆだねる日はランジェリーとトラックパンツ
レースの部分使いやドローストリングなどランジェリー風のディテールがフェミニニティを加速するシルクトップス。クロエが長年パートナーシップを結ぶ、フェアトレード認証を受けたマダガスカルのサプライヤー、アカンホとの協業によって作られている。今季はあえて正反対のテイストのトラックパンツを合わせて辛口に着たい。ウエストに施したボディスーツ風のディテールが旬。
トップス￥349,800／クロエ カスタマーリレーションズ（クロエ） パンツ￥22,500／ SSENSE（I’m Sorry by Petra Collins × JennyFax）
スリップとジャージーパンツは好相性
（右から）
英国のCLUNY社のヴィンテージ感が漂うレースを使用。上に重ねたトップスの裾からちらりとのぞくようサイドは長めに設計。
キャミソール￥35,200／アマン（アンスクリア）
胸もととヘムに広めにあしらわれた花柄レースが美しい。
ドレス￥60,500／AKIKOAOKI
ソウルのブランド、JICHOIのトラックパンツ。水色のジャージー素材の側面にメッシュ生地を配している。
パンツ￥30,800／MATT.（ジ・チョイ）
ニューヨーク・ヤンキースのロゴがアクセント。
パンツ￥50,600（参考価格）／THE WALL SHOWROOM（スポーティー＆リッチ）
夏の思い出はバレエシューズと
足もとはリボンつきバレエシューズでちょっと甘めに仕上げて、今夏らしい抜け感をつくる。
（右から）
2本のストラップとピュアな白が可憐な佇まい。
靴￥40,700／ユナイテッドアローズ 丸の内店（チェンバー）
ラフィア素材を上品に。
靴〈ヒール1㎝〉￥151,800／ブルーベル・ジャパン（マノロ ブラニク）
シークインで全面を覆ったきらめく一足。
靴￥33,000／アマン（ペリーコ サニー）
パステルカラーのサテン素材が新鮮。
靴￥26,400／フィルグ ショールーム（ハイ）
新クラシックバッグに夏の全部を詰め込んで
前面のコンパートメントが実用的な「ロデオ」は、クラシカルな佇まいで一気にイットバッグに躍進した。ワンハンドルを肩掛けし、フラップを開け放ってエフォートレスに携えたい。時間の経過とともに味が出てくる、セサミカラーのグレインドカーフスキン素材。
バッグ〈Ｈ23.5×Ｗ35×Ｄ11〉（ストラップつき）￥636,900（予定価格）／バレンシアガ クライアントサービス（バレンシアガ） （バッグの中に入れたアイテム・右から）ドット柄ビキニトップス￥25,300・同ボトムス￥25,300／RHC ロンハーマン（ヌー スイム） THE SUNSCREEN SPF30・PA+++￥3,850／ザ・ショップ シブヤ（THE） ボトル￥5,500／Less Plastic by JAU（KeepCup） コード￥5,940／ビームス 銀座（サミュエル スモールズ × bPrビームス）
ドロップみたいなきらめきを指いっぱいに
爪を用いず石そのものの魅力を生かした「ヌード」コレクション。57面のファセットが太陽のまばゆい光を反射する。
リング（右手上）〈RG、WG、レモンクォーツ〉￥286,000・（同中）〈RG、WG、ローズクォーツ〉￥363,000・（同下）〈RG、WG、スカイブルートパーズ〉￥308,000・（左手）新作は深海を思わせる青が美しい。〈RG、WG、ダイヤモンド、ロンドンブルートパーズ〉￥1,199,000／ポメラート クライアントサービス（ポメラート）
カーディガンを着てカクテルタイム
日差しが気持ちいい日にはテラスでモヒートをいただこう。水着の上にさらりとコンパクトなカーディガンを羽織って。光沢感のあるヴィスコースレーヨンで編んだパウダーブルー地に、かぎ針編みで立体的に仕上げたフラワーディテールをオン。バニライエローのショートパンツを合わせ、全身をソルベトーンで統一して。
カーディガン￥760,100／ジルサンダージャパン（ジル サンダー） パンツ￥69,300／アミ パリス ジャパン（アミ）
