SPURで公開した記事から、装いのアクセントになるスタイリッシュな新作ローファーをご紹介。細長シルエットとヴィンテージライクなデザインが特徴のミュウミュウや、ノットディテールと柔らかいスエード素材のコンビネーションに心打たれる【ボッテガ・ヴェネタ】など、遊び心あふれるデザインのシューズを今季の相棒に選びたい。単調になりがちな秋冬のスタイリングこそ、足もとからアップデートしよう。
【エルメス】メゾンのシンボルが際立つクリーンな配色
シューズ〈ヒール5cm〉¥267,300／エルメスジャポン（エルメス） photo : ©Hermès
アッパーのホールド力を高めるサドルに、Hバックルをオン。アイコニックなディテールを加えることで、旬のボリューム感を演出する厚底のローファーにひとさじの品格を添えた。秋冬シーズンの装いにありがちなダークトーンの割合が多い日は、ベージュとブラックのコントラストカラーをセレクトして、足もとから軽やかなエッセンスをプラスしたい。
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【グッチ】上質なスエードがもたらす実用性にも長けた名品
シューズ〈ヒール1.5cm〉¥148,500／グッチ クライアントサービス（グッチ）
タイムレスかつオンオフ問わずシーンレスに愛用できる、クラシックな佇まいの「グッチ ホースビット 1953」。滑らかなスエードで仕立てられ、その柔らかい質感のおかげで、かかと部分を折りたたみ、バブーシュのように履くことも可能。リラックスしたムードをまといながら、きらりと輝くシルバーのホースビット ハードウェアで程よく引き締めた足もとが大人の余裕を漂わせる。
【プラダ】深いボルドーが秋めくスタイリングにマッチ
シューズ〈ヒール1cm〉¥165,000（予定価格）／プラダ クライアントサービス（プラダ）
ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズ、それぞれの美学が交差した2025年秋冬コレクションから、モダンなスエードローファーが登場。アンティーク加工を施すことでより柔らかさを追求した一足は、はじめて足を通した瞬間から、まるで何年も履いたかのようにしっくりくる履き心地を提供。伸縮性のある履き口や軽量な素材、低めのソールも相まって、歩きやすさも申し分なし。
【セリーヌ】ボリュームシルエットと控えめなディテールが好バランス
シューズ〈ヒール4.5cm〉¥165,000（予定価格）／セリーヌ ジャパン（セリーヌ）
上質かつ堅牢なカーフスキンのアッパーに、型押しで施したトリオンフが鎮座。脱ぎ履きの際に頼りになるプルタブにも同様のマークが刺しゅうされ、かかと部分にはブランドロゴもちらり。メゾンのシンボルをふんだんに取り入れながらも、デイリーに愛用できるさりげないデザインに。安定感のあるチャンキーなウェッジアウトソールは、スタイルアップ効果も抜群だ。
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【ミュウミュウ】ジェンダーも時代も超越するスマートな佇まい
シューズ〈ヒール2cm〉¥181,500（予定価格）／ミュウミュウ クライアントサービス（ミュウミュウ）
メンズウェアのムードに着想を得た、細長シルエットがスタイリッシュ。手作業のワックス加工による艶やかな風合いとミニマルなエプロントゥがマッチした、ヴィンテージライクなデザインに、エンボス加工のミュウミュウロゴが愛らしいアクセントになっている。奥行きのある表情を魅せるコニャックカラーは、着こなしに“抜け”をつくりたいときにも最適。
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【ジル サンダー】洗練を極めたフラットモカシン
シューズ〈ヒール0.5cm〉¥165,000／ジルサンダージャパン（ジル サンダー）
正面は丸みを帯びた柔らかい印象、側面はトゥにかけて先細るスタイリッシュなシェイプで、どの方向から見ても美しいジル サンダーの一足。エッジィな雰囲気を放つパテントレザーを採用しているため、フラットなシルエットでありながら装いに与えるインパクトは抜群。難しく思える赤いシューズもダークカラーなら合わせやすく、地味な配色になりがちな今こそ活躍間違いなし。
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【ボッテガ・ヴェネタ】ふわふわのシアリングが洒落感と防寒を両立
シューズ〈ヒール●cm〉¥181,500／ボッテガ・ヴェネタ ジャパン（ボッテガ・ヴェネタ）
ボッテガ・ヴェネタの定番ローファーは、フェミニンなノットディテールと柔らかいスエード素材が相性抜群。段々と冷え込む時期にうれしいメリノシアリングのライニングをあしらうことで、アイコニックなデザインをシーズンムードが高まる姿にアップデート。ソックスやタイツの上からちらりとのぞくピュアな白が、スタイリングを優しく彩る。
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【バーバリー】メゾンの歴史を物語るモチーフがきらり
シューズ〈ヒール1.5cm〉¥129,800／バーバリー・ジャパン（バーバリー）
伝統を感じるデザインこそ、モダンに仕上げるのがバーバリー流。コインローファーの特徴であるサドルの切り込み部分に、1980年代のバッグにあしらわれていた「ナイトスタンプ」のエナメルプレートをセット。ギャザーを寄せてフィット感を高めたアッパーや、キルティングを敷き詰めたクッション性のあるインソールなど、ひねりの効いたディテールが快適な履き心地を約束する。
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【トッズ】クラシックな見た目に密かな機能性をプラス
シューズ〈ヒール3cm〉¥127,600／トッズ・ジャパン（トッズ）
艶めくカーフレザーのアッパーにメタル製のロゴ入りバレッタをあしらい、異なる光沢を重ねることで、エレガントな魅力を増幅。一寸のズレもないステッチが熟練した職人による手作業で施されているというのも、手に取りたくなるポイントだ。トッズのシューズの持ち味であるエンボスしたラバーアウトソールを取り入れ、品格漂うローファーにも抜群のグリップ力を備えた。
【マノロ ブラニク】シャープなフォルムを多彩なフリンジで飾って
シューズ〈ヒール1cm〉¥156,200／ブルーベル・ジャパン（マノロ ブラニク）
エプロンフロントを囲うように、カラフルなフリンジでデコレート。すれ違う人の目を引くアイキャッチーなディテールは、18世紀のオーストリアの宮殿に設られたラグジュアリーな内装や外観からインスパイアされている。暖かみと品のよさを漂わせるベルベットを掛け合わせることで、ドレッシーからカジュアルなスタイリングまで似合う、独特の包容力があるのも魅力。
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【ロエベ】マニッシュな雰囲気のローファーを味方に
シューズ／ロエベ
スタイリスト 鈴木香織さん（@kaori_912）
クラシックな中に個性が光るローファーを求めて、鈴木さんが辿り着いたのがロエベのもの。「ベーシックでありながら、ディテールに少しの遊び心を忍ばせるデザインがロエベらしいなと思い、惹かれたんです。店舗で試着したところ、なんと最後の一点と言われて！ これは逃すまいと購入を決めました。まさに“運命の出合い”でしたね」。
シューズ／ロエベ コート／ヴィンテージ トップス／ヘインズ フォー ビオトープ パンツ／ザラ キャップ／スポーティ＆リッチ バッグ／ルージュ
「ローファーに少し高さがあるので、自然とスタイルアップをかなえてくれますし、ロング丈のボトムスとの相性もいいんです。カジュアルな装いでもこのローファーがあれば、“きちんと感”を演出できるところがお気に入り。今日は秋を意識して、全体的にダークトーンで統一しました。ゼブラ柄のバッグやキャップといった小物で、スタイリングが単調にならないようにしています」。
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【へリュー】の軽やかローファーで旬の足もとに
シューズ〈ヒール2cm〉¥83,600／へリュージャパン オフィシャルオンラインストア（へリュー）
エプロンフロントを囲うように、カラフルなフリンジでデコレート。すれ違う人の目を引くアイキャッチーなディテールは、18世紀のオーストリアの宮殿に設られたラグジュアリーな内装や外観からインスパイアされている。暖かみと品のよさを漂わせるベルベットを掛け合わせることで、ドレッシーからカジュアルなスタイリングまで似合う、独特の包容力があるのも魅力。
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その美しさは、タイムレス。【トッズ】のヒールローファー
ローファー〈ヒール6cm〉¥135,300／トッズ・ジャパン（トッズ）
秋の足もとに必要なのは、何といってもシックなローファー。艶やかなカーフレザーのアッパーに、ゴールドのバレッタモチーフがスリークに輝くこちらは、トッズの新作です。クラシックなのに、さりげなくモダニティも感じさせる、品格あふれる佇まい。安定感のある６cmヒールで程よくボリュームがあり、それでいて軽さもあって、履き心地は上々です。服装はラフでも、足もとが変わるだけで全体の印象がここまで格上げされるとは。いい靴にはパワーがあるんだなと実感させられる一足です。季節の変わり目に何を着れば？と悩んでいるそこのあなた、おしゃれの即戦力にぜひ。
