宇垣美里さんが愛用するジバンシィのバッグとその中身を拝見！【おしゃれな人のバッグの中身vol.15】

愛用バッグは、個性と実用性をかなえるジバンシィのバッグ

モデル業やラジオパーソナリティ、執筆活動など、さまざまな分野で活躍するなか、今季スタートする新ドラマ『できても、できなくても』で主演を務め、俳優としても躍進中の宇垣美里さん。多方面で才能を発揮している宇垣さんが愛用しているのが、ジバンシィのバッグだ。エレガントなシルバーグレーと、ジュエリーのようなアクセントを添えるチェーンが印象的。「エッジのきいたデザインとレザーの丈夫さに惹かれて即決。ギラギラしすぎない落ち着いた雰囲気のあるシルバーグレーで、スタイルを選ばないところも気に入っています。デニムにTシャツのような、カジュアルなスタイルにも合わせやすいところがありがたいですね。バッグに存在感があるので、シンプルな装いでも成立するんです」。

開口部にはファスナーがなく、大きく開くため荷物の出し入れもスムーズ。「荷物がたくさん入るので、撮影現場にもよく持って行きます。大切なバッグが汚れるのは嫌なのですが、これはもともとシワ加工が施されたレザーなので、足もとに置いて傷がついたり、多少汚れたりしても分かりにくいだろうなと思って（笑）。オン・オフ問わず愛用しています」。

たくさんの好きが詰まった、こだわりのアイテムが勢揃い

モードなバッグから登場したのは、アニメのキャラクターが描かれたアイテムや動物柄のハンカチ、金屏風を模したポーチなど、宇垣さんの好きが詰まったプレイフルなものばかり。アイテムはそれぞれ細かくポーチに分けて、バッグの中を整理整頓している。移動中や撮影現場での待ち時間に欠かせない本も必携だそう。

暑さや紫外線をスマートにしのぐ扇子とサングラス

切り絵のようなデザインが優美なぶどう柄の扇子は、京都の白竹堂で購入したもの。「ミニファンも流行っていますが、扇子であおぐって上品で素敵ですよね。夏場は現場でも大活躍。可愛いデザインなのはもちろん、香が挟んであるので、ふわっといい香りがするんですよ」。

「紫外線から目を守るためにサングラスも欠かせません。愛用しているのは、軽くてかけ心地がよいオリバーピープルズのもの。メガネケースは韓国のアイウェアブランド・カリンでメガネを購入した時に付いてきたものなのですが、サングラスがぴったり収まったのでこちらに入れています。薄くてかさばらないので持ち運びにも便利なんです」。

メイクポーチの中には、役に合わせて選んだ香水も！

美しいテキスタイルが際立つエボニーのポーチは、余り素材で作られたサステイナブルな逸品。中には、リップや鏡など、選りすぐりのアイテムが収納されている。『セーラームーン展』で購入したルナの鏡やミッフィーのロールオンがキュートなアクセントに。

主演ドラマの役柄に合わせて選んだというディプティックの練り香水は、イチジクの甘さと爽やかさが溶け合う、心安らぐ香り。「演じる役のイメージに合う香りをまとって、その役に入り込むのが儀式になっています。香りによってスイッチが入りますし、単純に気分も上がりますよね。今回の役どころは、強い女性なのですが、言いたいことはグッと耐えるタイプなので、華やかすぎず、でも女性らしい強さのある香りを選びました」。

10年愛用しているエルメスのキーケースとロエベの財布

「ロエベの財布は2～3年くらい前の誕生日に購入しました。目の覚めるような鮮やかな色合いが気に入っています。エルメスのキーケースはいただいたものなのですが、かれこれ10年くらい愛用中。長年使ってもへたらず、自分の手になじんでいるので買い替える気にならなくて。お直ししながら、これからも大切に使っていきたいです」。

持っているだけで気分が高揚するハンカチとエコバッグ

フェイラー沼にハマっている宇垣さん。今回は数あるコレクションの中から、愛くるしい犬柄のハンカチをピックアップ。「フェイラーが大好きで、ドイツを訪れた際にも我が事ながら業者かと思うくらい、大量買いしました（笑）。デザインも可愛いですし、この吸水・速乾性を知ってしまったら他は使えません」。

バッグに必ず入れているというパッカブル仕様のエコバッグはへラルボニーのもの。「ヘラルボニーの柄って唯一無二のインパクトがあって、好きなんです。バッグの中でもモノトーンなのに存在感があって、見つけやすいので重宝しています」。

美容と健康を守るためのアイテムやお気に入りの万年筆も

ポーチは牡丹図の金屏風を表現したデザインで、『大覚寺展』で手に入れたそう。「メッシュ素材で中の視認性が高く、作りもしっかりしています。ゴールドだからバッグの中で見つけやすくて、使い勝手も抜群」。

ポーチの中にはサプリやフェイスポインター、日焼け止め、エチケットアイテムなどを収納。「高麗人参のサプリは、韓国でこれを飲んだらとにかく元気になると聞いて買いました。AirPodsのようなシルエットの日焼け止めは、神崎恵さんがおすすめしていて即買い。顔や首にそのまま塗れて、ベタつかないところが使いやすくて愛用しています」。

モンブランの万年筆は、マリリン･モンロー スペシャルエディション。クリップ部分にパールがあしらわれた気品あふれるデザインだ。「万年筆はたくさん持っているのですが、最近はこれを持ち歩いています。手紙を書く時や、ちょっとしたメモをとる時などに使っています」。

思わず吹き出す面白さ！ 小説『マザーアウトロウ』に夢中

本は週に1～2冊読むという読書好きの宇垣さんが今夢中になっているのが、U-NEXTから発売された金原ひとみさんの小説『マザーアウトロウ』だ。「まずU-NEXTが本を出しているところにも驚きですが、サイズ感もちょうどよくて持ち運びに最適。最近は、撮影の待ち時間にずっとこれを読んでいます。もう我慢できないんですよ、とにかく面白くて絶対に笑っちゃいます。アッパーな金原さんとダークな金原さんの作品があると思うのですが、この本は前者。読んでいて無敵のテンションになるというか、元気が出る。読み終わるのがもったいないと思いながら読んでいます」。

存在感ときらめきを放つ名品ジュエリー

エルメスやカルティエのリング、ティファニーのハードウェアブレスレットなど、名品ジュエリーがずらりと並ぶ。「強そうなジュエリーが好き。人生の節目や、自分の機嫌を取るために買ったお気に入りのアイテムです」。

「どれもボリュームがあるので、やりすぎだとわかってはいるのですが、私が嬉しけりゃそれでいいんだ！と思って、好きなように重ねづけしています」。

好きなアニメが描かれたモバイルバッテリーとカメラ

ひと際目を引くのは、アニメ『少女革命ウテナ』のモバイルバッテリーだ。「アニメ監督の幾原邦彦さんの展覧会に行った時に購入しました。もっと薄くて便利なモバイルバッテリーもありますが、この可愛さには敵いません」。

「リコーのGRは起動が早いので撮影がスムーズ。子どもがいる友人が多いのですが、子どもと一緒に撮った写真がないってみんな言うんです。なので私が撮るんだという使命感に駆られて、会った時には親子写真を必ず撮るようにしています。旅行が好きなので旅先にも持って行くし、愛犬の写真もたくさん撮影していますね。写真に奥行きが出て、素敵な雰囲気に仕上がるところが気に入っています」。

装いのスパイスになるエッジィさが魅力

フランス語で「いたずらっ子」を意味するスラングから名付けられた「ヴォワイユー チェーン」バッグは、エッジィなV字型のパーツが特徴。ダブルチェーンストラップからシングルストラップへ調整ができるため、クロスボディバッグとしても楽しめる。

また、バッグを表情豊かに彩るユニークなチャームからも目が離せない。「キティとミニサイズのリップクリームは、メイクさんが誕生日にプレゼントしてくれたんです。シルバニアファミリーのキーホルダーは、ハンバーガーの中にハスキー犬がいてめちゃくちゃ可愛いんですよ。干支のお守りは、友人と貴船神社へ行った時にお揃いで購入し、その場でバッグに付けました。お気に入りのチャームをじゃらじゃら付けて楽しんでいます」。