パリのおしゃれ上級者をキャッチ! リアルファッションアイコン密着スナップ

自分の「好き!」を貫くおしゃれ上級者を、世界の4都市でスナップ。自身の部屋やオフィスで、冬のお気に入りルックを披露。パーソナルスタイルに今のムードを交ぜ込むお手本に! ここではパリのファッションデザイナー、Cynthia Merhejさんを紹介。

自分の「好き!」を貫くおしゃれ上級者を、世界の4都市でスナップ。自身の部屋やオフィスで、冬のお気に入りルックを披露。パーソナルスタイルに今のムードを交ぜ込むお手本に! ここではパリのファッションデザイナー、Cynthia Merhejさんを紹介。

Cynthia Merhej Paris

Cynthia Merhejプロフィール画像
ファッションデザイナーCynthia Merhej

レバノン出身。曾祖母の代から続くクチュリエの一家に生まれ、セントラル・セント・マーチンズとロイヤル・カレッジ・オブ・アートに進学。卒業後、首都ベイルートで2016年にブランドRenaissance Renaissanceを設立。紛争の影響で現在はパリに拠点を置く。

美しいパリシックに心温まる色をまとう

Cynthia Merhej

「ワードローブにおけるポリシーは量より質。素材と仕立てのいいずっと大切にできるものだけを手もとに置いています。それらをアクセサリーで、ちょっとドレスアップして着ます」。パリの蚤の市で購入した、チャイナボタンのコットンジャケットに、インナーはレバノンのアパレルメーカー、The Cotton Mallの子ども用Tシャツ。差し色としてかぶったのはパリ発のインディペンデント誌『The Skirt Chronicles』のキャップ。

Cynthia Merhej

ボトムスは、自身が手がけるRenaissance Renaissanceのアシンメトリーなスカート。足もとはヴィンテージのレザーブーツ。

Cynthia Merhej

「休日はミリタリーパンツをはき、大叔母が編んでくれたクロシェのブランケットに包まれるのが幸せ」

Cynthia Merhej

「寒い日のワンマイルルックは、プラダのロングコートとマフラーが必須アイテム」。ロンドンブランド、Haiによる格子柄のシルクバッグと一緒に。

Cynthia Merhej

デザインを行うスタジオで。一日中、コレクションの資料集めやデザイン画を描くこともある。「私のブランドは、時代や世代、文化間の違いと類似点を尊重しながら、その二面性を大いに楽しむというのがコンセプト。伝統的な衣服に現代的な視点を取り入れ、30 年以上クチュールで働き培った縫製技術で仕上げます」

Cynthia Merhej

「Renaissance Renaissanceが展開する靴の中でもお気に入りの、トタシューズ。ハンドステッチで縫い上げられたシルクシフォンのリボンが足もとのポイントになるんです」

Cynthia Merhej

クリニャンクールの蚤の市で購入したセーターの胸もとに、パリでアーティスト活動を続けるゾーイ・モームによる手作りブローチをつけて。

Cynthia Merhej

食事に行くときは、Renaissance RenaissanceとBIELOのコラボレーションによるカシミヤセーターに、フィービー・ファイロ時代のセリーヌのパンツを。「ロエベのマフラーとパリの露店で購入したストローバッグでぬくもりをプラスしました」

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