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2023.09.22

シーン別で着まわせる! 一着持っておいて間違いなしの【名品ジャケット4選】

ようやく秋に向かい始めた今週、SPURが考えるマストアイテムの筆頭が、ジャケット。オフィススタイルの相棒としてはもちろんのこと、オケージョンシーンや、ディナーのお供にも大活躍! 近年の暖冬では、インナーを着こむことでライトアウターとしても重宝します。かくいう私は大のジャケット好きで、”一着持っておいて間違いない”どころか、“10着持っておいても間違いない”というのが持論。なにしろ、休日スタイルも、ジャケットを羽織ると一気にモードに決まるのだから、頼らないわけにはいきません。いわば、モードスタイルのカンフル剤的存在だと思っています。

今回は、着まわし力を軸にジャケットを厳選。デザイナーズブランドの最新アイテムをいち早く正規通販できるサイト、ミラベラと連動し、イチオシの4点を、各2シーン別スタイルとともにご紹介します。

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エディターSASAYAMA

エディター歴も3年目に突入。周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャーで、街やSNSでも常に目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が大好物。身長172cm、骨格はウェーブ。

バイヤーOKADAプロフィール画像
バイヤーOKADA

某セレクトショップにて8年間、国内外のメゾンからコンテンポラリーブランドまでを幅広くバイイング。その後エクラプレミアムでMDバイヤーを経験し、現在はミラベラのバイヤーとして活躍。大人の女性が心ときめくトレンドアイテムや、上質なベーシックアイテムを探して日々奮闘中。食と美容、旅が大好きなアラフォーバイヤー。身長157cm、骨格はウェーブ。

【THE ROW】のジャケット

2023年秋冬のトレンドキーワードである”クワイエット・ラグジュアリー”を体現する代表格が、ザ・ロウ。素材選びからシルエット、細部のこだわりまで、妥協を許さないデザインが揃う。

上質なウール素材を使用したジャケットは、着る人自身の美しさを際立たせる。そのまま着用すれば会食の場やオフィスでも活躍するのだが、実は、背面にモード好きをうならせる面白い仕掛けが。背中の中央にファスナーが配されていて、開いて着用することも可能だ。オーバーサイズのボックスシルエットはマニッシュな印象だけれど、背中を開くことで、一着の中にはっとするような変化を楽しめる。

OTHER STYLE

THE ROW(ザロウ)のジャケットのスタイリング例
ナイトアウトの日は、ランジェリーライクなドレスに合わせるのもおすすめ。知性あふれるセンシュアルスタイルが楽しめる。COCHISE JACKET(着用サイズ:150)¥383,900/ミラベラ(THE ROW)、ワンピース¥36,300/ミラベラ(SACRA)、バッグ¥42,900/ミラベラ(OSOI)、その他私物

RECOMMEND:エディターSASAYAMA
「ザ・ロウが得意とするミニマルなデザインにうっとりしていたのですが、ファスナーで開く背面のギミックを知り、更にしびれました。フツウなようでいて、ささやかな“裏切り”を秘めたかのような繊細な仕立てに、毎回驚かされるばかり。どんなインナーを覗かせるかによって、ぐっとスタイリングの面白さも深まりますよね。ちなみに私は、背中が大きく開いた黒いロングドレスを合わせて、仕草に合わせて素肌が見える着こなしに挑戦したい。妄想力を刺激する一着です。後ろのファスナーを開けなければ、端正なジャケットとして様々なシーンで活躍。心強いですよね」

【GANNI】のジャケット

サステイナビリティーを重視したものづくりでも支持の高い、デンマーク発のブランド、ガニー。今期は、今注目のクロップド丈ジャケットが登場した。長めの袖と対照的に短くカットした身頃は、腰の位置をぐっと引き上げ、着こなしをスタイリッシュにまとめる素敵な効果が。トップスとのバランスの計算が難しいバギーデニムやボリュームのあるスカートとも好相性だ。

コットンを95%使用したナチュラルな風合いに、遊び心ある格子模様をあしらって。裾にはダイヤ型のメタルボタンがキラリ。ときめきの詰まったディテールも心憎い。

OTHER STYLE

GANNI(ガニー)のジャケットのスタイリング例
ハーフパンツとのセットアップでトムボーイなムードに。モダンなチェック模様が視線を独り占めしそう。Check Suiting Cropped Blazer¥61,600/ミラベラ(GANNI)、ボトムス¥40,700/ミラベラ(GANNI)、そのほか私物

RECOMMEND:エディターOKADA
「一見インパクトがあるように見えて、大人でも取り入れやすいポイントが詰まった一着! プレイフルなチェック模様も、渋めの配色なら、いつもの着こなしにはまりやすくなりますよね。全身のバランスをファッショナブルに演出するボックスシルエットにも注目してほしい。コンパクトなクロップド丈は小柄な私でもチャレンジしやすいし、もちろん長身の方にもおすすめ。マンネリ化した装いにシックな遊び心を加えたい人に、是非推したい主役級ジャケットです」

【AKIRANAKA】のジャケット

スクエアにカットされた上衿がモダンな雰囲気を演出するハーフスリーブジャケット。あえて緩やかに仕上げられたラペルが、柔らかな印象を演出。軽量ながらもハリがあるウール混素材を採用し、袖を通した際の立体できな見映えをかなえた。

通常よりもタイトに絞った身頃は、丈もコンパクトに設定することで、着膨れせずにタックインスタイルを楽しめる仕立て。ホワイトのボタンがアクセントに。

OTHER STYLE

AKIRANAKA(アキラナカ)のジャケットのスタイリング例
オケージョンシーンでは、白色のフロントボタンをアクセントにしつつ、ダークトーンで品よくまとめて。Flora square collar shirt(ネイビー)¥60,500/ミラベラ(AKIRANAKA)、ワンピース¥96,800/ミラベラ(3.1 フィリップリム)、バッグ¥25,300/ミラベラ(Aeta)、シューズ¥41,800/ミラベラ(PIPPICHIC)

RECOMMEND:エディターSASAYAMA
「ボディがすっきりとしたシルエットなので、トップスとしても、アウターとしても機能する新鮮なアイテムです。コレクションでよく見られる素肌の上にそのままジャケットをまとうエフォートレスな着こなしも、こちらは胸元が開き過ぎないので挑戦しやすい。インナーにタートルネックのセーターやセカンドスキントップスを重ねても、可愛いと思います。上衿に、旬のブローチでアレンジを加えても」

【beautiful people】のジャケット

オーセンティックなダブルジャケット。メンズの仕立てを基礎に、動きやすさと現代的なシルエットをかなえた。現存数が少ないジャカード織機を使用したウールギャバジンは、光を深く吸収するような美しい黒色。上質な細番手を用いることで、高密度でありながらも、軽くしなやかな風合いに仕上げている。ゴールドのボタンには「beautiful people」のロゴが刻まれ、クラシカルなルックスにアクセントを加えて。糸から機械、さらにはパターンまで、ジャケットの達人が細部までこだわりを詰め込んだ珠玉の一着だ。

OTHER STYLE

beautiful peopleのジャケットのスタイリング例
出勤の日には、きちんと感を出しながらも細部でシャレを効かせたい。フロントにあしらったゴールドのボタンで、さり気なく個性を添えて。logo gabardineTHE / a jacket(着用サイズ:150)¥97,900/ミラベラ(beautiful people)、ボトムス¥22,000/ミラベラ(CLANE)、その他私物

RECOMMEND:バイヤーOKADA
「肩パッドがセットインされ、軽やかな着心地なのに、シルエットがかっちりきれいに決まる! 袖は、手首が見えるくらいのレングス。長めの身頃に対してバランスが取りやすいように設計されているのも、背の低い私にとっては魅力的なポイントです。ジャカード生地はハリとしなやかさを併せ持っていて、ジャストサイズで着ても窮屈な感じがありません。表地だけでなく、裏地にもシルクレーヨンのジャカード素材を使用。抜かりないデザイン性も私の“推し”ポイントですね。ボトムスによってオンオフで着まわせるタイムレスなジャケットです」

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