【サヤカ デイヴィス】のパンツなど、スタイリスト宮崎典子さんがベストバイアイテムを公開【SPUR2024年ベストバイファッションvol.4】

【オダカのニットカーディガン】遊び心に富んだニットに包まれて

オダカのシグネチャーであるクレイジーニットシリーズのカーディガンは、展示会で一目惚れしました。糸のミックス感や編みのディテールが絶妙で、国内の職人とタッグを組んで生み出された精巧な作りに、ニットウェアブランドとしての矜持を感じます。

写真のように、首にくるりと巻けばマフラーとしても使えて便利。複雑な編み地のおかげでシワが目立たず、小さく折りたたんだり、くるっとまとめたりして持ち運びやすいのもうれしいポイントです。

また、背中に大きくスリットが入っているので、インナーの厚みを気にせず重ね着できるのも魅力的。冬はローゲージニットと、春は薄手のシャツと合わせてシーズンレスに愛用したい一着です。

【サヤカ デイヴィスのフェイクレザーパンツ】初心者でもトライしやすい、きれいめに穿ける一本

今までレザーのパンツに憧れはあったものの、なかなかしっくりくるものに出合えず敬遠していました。今年、展示会で見かけたサヤカ デイヴィスのエコレザーのパンツを何気なく試着してみたところ、これが大正解！ リアルレザーより重厚感がない分、軽やかに穿けてスタイリングが辛口になりすぎないところが気に入っています。

ウエストのダーツ、膝まわりの切り替えによるゆったりしたテーパードシルエットで、身長が低めの私でもバランスが取りやすく、合わせやすいです。プライベートで出かけるときも、動き回ることが多い仕事のときも気軽に穿けるので、手に入れたばかりなのに既に大活躍の予感がしています。

【ワタル トミナガのエプロンスカート】一点投入でワードローブを味変させる

ワタル トミナガのエプロンスカートは、原宿にあるセレクトショップのGR８で購入しました。手持ちのワンピースやパンツに重ねると、マンネリ気味だったコーディネートが息を吹き返したようにフレッシュな装いになります。汎用性の高いベージュは、鮮やかな色や柄のアイテムとも好相性。

ポケットがたくさん付いているので、ウエストバッグ代わりにもなるんです。普段はスマートフォン、鍵、名刺など、さっと取り出したいものを入れています。身につけるだけで装いに変化をもたらしてくれて、実用的な役割も果たしてくれるプラスワンアイテム。厚手の素材でオールシーズン着回せるので、重宝しています。