装いが軽やかになると、おのずと出番が増えるのがデニムアイテム。デニムに一家言ある人気スタイリストの3人が、今季新調したデニムのボトムスとウィッシュリストを熱く語る。それぞれの個性が光るラインナップの中から、お気に入りの1本を見つけて!
独自の哲学によるシンプル&クリーンなデニムスタイル【木村舞子さん】
365日ほぼデニムパンツをはいているという、スタイリストの木村舞子さん。「丈夫で長持ちするところがデニムの最大の魅力。汚れても味わいになるし、リペアをすればずっとはき続けられるので、サステイナビリティに関心を持つ私のライフスタイルにもぴったりなんです」。生粋のデニムラバーなだけに、選び方にも強いこだわりがあるそう。「デニムのシルエットは、スラックスのようなきれいめが好み。なおかつ、腰回りにゆとりがあってルーズにはける、ビッグシルエットがベストです」(木村さん)
百々千晴に師事し、独立後はモード誌のほか、ブランドのルックブックのスタイリングも手がける。マイボトルを愛用し、プラントベースの食生活を実践。微生物の力で生ごみを減らすキエーロを用いるなど、サステイナブルなライフスタイルも注目の的。Instagram:@maiko.mu
個性を引き立てる、デザインフルなデニムが毎日の相棒【コギソマナさん】
デザイン性の高いデニムに目がないコギソさん。中でも今季は、ペイントを施したデニムやマイクロミニスカートなど、はくことでポジティブな気分になれるプレイフルなデニムを迎え入れたいという気持ちが強いそう。「スタイリストは動き回る仕事なので、日常の中で自然とうまれる、デニムのしわや汚れも私らしさ。はくたびに馴染む心地よさも大好きなんです。見た目も遊び心のあるデニムは、大切な相棒。私だけの1本に一緒に育っていこうね。そんな気持ちで日々デニムを愛用しています」(コギソさん)
「今日も明日も服が好き」をモットーに、モード誌などで活躍中のスタイリスト。リアルブランドとハイブランドをミックスしたスタイリングを得意とし、自由で個性的なセルフスナップは、インスタグラムでも反響を呼んでいる。Instagram:@kogisonofuku
クリエイター魂を感じるデニムパンツでモードを謳歌【渡邊薫さん】
ロエベやブレスなど、自由で独創性のあるブランドのクリエーションをこよなく愛する渡邊さん。「最近は細身のデニムが再びトレンドに返り咲くといわれていますが、やっぱり自分の体にしっくりなじむワイドシルエットのデニムが好きですね。ジャケットにシャツを合わせたトラッドなコーディネートがユニフォームなので、ボトムスは抜け感を出せるウォッシュがかかったデニムを選ぶことが多いです」。(渡邊さん)
モード誌からブランドのルックブック、パーソナルスタイリングまで幅広く活動している人気スタイリスト。ヴィンテージ、メゾンブランド問わず年中デニムを愛用している。6月のメンズパリコレクションへの渡航を計画中。Instagram:@kaoruwtnb
















