【ティファニー】のリングなど、俳優・モデルの三吉彩花さんが選ぶベストバイアイテム【SPUR2024年ベストバイファッションvol.6】

おしゃれが大好きなファッショニスタが、2024年に購入した「ベストバイアイテム」をお届け。6人目は、ドラマや映画の話題作に多数出演し、モードラバーとしても名高い、俳優・モデルの三吉彩花さん。彼女が今年出合った選りすぐりの逸品とは? 

おしゃれが大好きなファッショニスタが、2024年に購入した「ベストバイアイテム」をお届け。6人目は、ドラマや映画の話題作に多数出演し、モードラバーとしても名高い、俳優・モデルの三吉彩花さん。彼女が今年出合った選りすぐりの逸品とは? 

装う喜びをもたらす、タイムレスな名品を厳選

「年齢を重ねるにつれ手が伸びるようになったのは、一過性のトレンドに終わらない長く愛用できるアイテム。一目惚れで買うことも多いですが、冒険はせず、似合っていると確信したものしか選ばなくなりました」と話す三吉さん。アイテム選びでトライ&エラーを繰り返してきた結果、自分の中で買うべきものの基軸がだんだんと定まってきたそう。「黒やグレー、ブラウンなどのベーシックカラーが好きで、トータル3色以下でまとめるのがスタイリングのマイルール。色みが地味な分、デザインにツイストがきいたアイテムを選ぶことが多いですね」。独自のファッション哲学を貫く、彼女のベストバイ3点をご紹介。

【バレンシアガのパンツ】アクティブかつモダンなムードをまとえる1本

バレンシアガのカーゴパンツ
パンツ¥317,900、トップス ¥104,500、シューズ¥170,500/バレンシアガ クライアントサービス(バレンシアガ)0120-992-136、ピアス/本人私物

バレンシアガは新作が出るたび、チェックしに行くほど大好きなブランド。今年5月に上海で行われた2025年春コレクションのショーを現地で見て、同じようなシルエットのパンツに一目惚れ。ショーではインディゴデニムのパンツが登場したのですが、店頭で手に取った際にアタリ感が好みだったブラックデニムをセレクト。パンツをダボっとルーズに穿くのが好きな自分にとって、このデニムは理想的なシルエットなんです。

バレンシアガのカーゴパンツ

普段はクロップド丈のトップスや、オーバーサイズのフーディを合わせてヘビーユースしています。写真のスニーカーと色違いのものを持っているので、今回のコーディネートは、自分の私服にかなり近いですね。デイリー使いできるシンプルさがありながら、面白みのあるディテールにもグッときます。膝のファスナーを開ければ、ハーフパンツにもなる2WAY仕様でお得感もあるんです。

【レクトのレザージャケット】“ニュークラシック”を体現する独特なフォルム

 レクトのレザージャケット
ジャケット₩498,000/レクト₩1=約0.11円(2024年10月31日時点のレート)、スカート ¥55,000/エンメ(アンナ チョイ)03-6419-7712、ピアス/本人私物

仕事やプライベートで、月に1回は渡韓しています。毎回さまざまなショップを見て回っていますが、必ずチェックしているのが韓国発のデザイナーズブランド・レクトです。韓国では、Y2Kテイストのストリートスタイルがトレンドの主流。そんな中でジャケットをキーアイテムとするレクトには、今っぽさが絶妙に取り入れられつつも、クラシカルなムードを感じます。数あるジャケットの中で目に留まったこちらは、今年移転オープンしたハンナムドンの旗艦店で購入しました。

レクトのレザージャケット

柔らかく滑らかな手触りのフェイクレザーと、フロントとショルダー部分に施されたタックが特徴で、全体的にゆったりとしたデザイン。ハード過ぎず、上品な質感と丸みのあるシルエットで、カジュアルなフーディと合わせても、エレガントな印象に仕上げてくれます。丈感もちょうどよく、下のスナップボタンを留めても、外しても素敵に着こなせます。今回は、私のワードローブにないチュールスカートをスタイリングしていただきましたが、新鮮な組み合わせで可愛かったです。

【ティファニーのリング】手もとを印象付ける、ボールドなチェーンモチーフ

ティファニーのリング
リング¥111,100/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー)、グローブ ¥9,900/ザ・ウォール ショールーム(ミューラル)050-3802-5577、ピアス/本人私物

「ティファニー フォージ リング」は、海外のイベントで目にしたときから気になっていましたが、表参道の旗艦店で再会して購入を即決。最近は重厚感のあるハードなテイストのジュエリーが気分なので、迷わずいぶし銀をセレクトしました。どんな装いにもなじんでシーンレスにつけられるので、ほぼ毎日愛用しています。

ティファニーのリング

以前はよくリングを重ねづけしていましたが、今は存在感を放つこれひとつで十分。指よりも耳にたくさんジュエリーをつけるようになったので、次は同じコレクションのピアスを狙っています。これからも少しずつ、ティファニーのジュエリーを買い集めていきたいです。

三吉彩花プロフィール画像
俳優・モデル三吉彩花

2010年、雑誌『Seventeen』専属モデルに抜擢。同誌卒業後も数々の雑誌モデルを務める。2012年、映画『グッモーエビアン!』で「第67回毎日映画コンクールスポニチグランプリ」新人賞受賞。2024年、ドラマ『地球の歩き方』で「第29回釜山国際映画祭」ライジングスター賞を受賞。近年ではNetflix『今際の国のアリス』season1・2、Prime Video日韓共作映画『ナックルガール』で主演を務め、2024年11月8日に公開した映画『本心』にて「第46回ヨコハマ映画祭」助演女優賞を受賞。

Instagram @miyoshi.aa

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