羽織るだけでいつものスタイルを格上げする、主役級のジャケット。コート未満のライトアウターとして、オン・オフを問わずロングシーズン活躍する汎用性の高さも魅力だ。本記事では、人気のドメスティックブランドから厳選した今季の新作を紹介。エディターの着用レビューもぜひ参考に!

2026.09.28

仕事にも休日にも! この秋着回したい新作「ジャケット」5選を試着レビュー。オーラリーやエイトンなど今季注目作が勢揃い

羽織るだけでいつものスタイルを格上げする、主役級のジャケット。コート未満のライトアウターとして、オン・オフを問わずロングシーズン活躍する汎用性の高さも魅力だ。本記事では、人気のドメスティックブランドから厳選した今季の新作を紹介。エディターの着用レビューもぜひ参考に!

INDEX

“きちんと感”のあるジャケットは一着持っておいて間違いなし!

高品質な素材で仕立てられたテーラードジャケットやノーカラージャケットは、スタイリング次第で平日から休日まで着回せる、ワードローブの心強い味方。少し肌寒さを感じる今の時季から、ライトアウターとしても活躍する。今季の新作は、オーバー、ジャスト、コンパクトとサイジングも豊富。自分好みのバランスを見つけて。

人気ブランドから厳選! 2026年秋の最旬ジャケット5選

オーラリー|ニュアンスカラーと上質素材の穏やかな調和

オーラリーの「ブルーフェイスト ウール ジャケット」を着用したところ

「ブルーフェイスト ウール ジャケット」¥99,000・パンツ¥44,000/オーラリー 03-6427-7141 シャツ¥43,560/ザ・ウォール ショールーム(イロット)050-3802-5577 ネクタイ¥15,400/グラフペーパー 東京(グラフペーパー)03-6381-6171 リング¥64,900/オーガスト https://avgvstjewelry.com/

オーラリーが手がけた正統派なテーラードジャケットは、身幅が広く、ゆったりとまとえるレギュラーフィット。端正な仕立てだからこそ映える、グレーがかったオリーブの色合いや繊細なストライプが新鮮だ。やや肩が落ちるシルエットで、羽織ると程よい抜け感が生まれるのもポイント。

袖を通して実感する仕立ての妙

オーラリーの「ブルーフェイスト ウール ジャケット」

「ブルーフェイスト ウール ジャケット」¥99,000/オーラリー

経糸をスーパー130'Sの極細ウールで、緯糸を英国羊毛のブルーフェイスレスター種による梳毛糸で織り上げ、極上のなめらかさと適度なハリを兼ね備えた。腕をスムーズに通せるフルライニングでありながら、肩の凝らない軽さも実現。前面は総毛芯で仕立てているためフィット感に優れ、着込むほどに体になじんでいく過程を味わえる。

贅沢なファブリックが生きるバックスタイル

オーラリーの「ブルーフェイスト ウール ジャケット」のディテール

背面には、深めのセンターベントを配置。歩いたり座ったりと忙しない日常の動作をサポートし、常に美しいシルエットをキープ。シワになりにくいのも利点だ。

オーラリー
https://auralee.jp
03-6427-7141

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エディター ISHIDA

テーラードジャケットの王道とも言えるフォルムで、持っておいて間違いない一着。フロントを開けてラフに羽織ってもサマになります。

バウト|装いの幅を広げるニュークラシックな逸品

バウトの「スーパー130'S グレンチェック ピークドラペル テーラードジャケット」を着用したところ

「スーパー130'S グレンチェック ピークドラペル テーラードジャケット」¥159,500/バウト シャツ¥43,560/ザ・ウォール ショールーム(イロット)050-3802-5577 パンツ¥44,000/オーラリー 03-6427-7141  ネクタイ¥15,400/グラフペーパー 東京(グラフペーパー)03-6381-6171 リング¥64,900/オーガスト https://avgvstjewelry.com/

表情豊かなグレンチェックのテーラードジャケット。1980〜1990年代に隆盛を極めたジャケットスタイルに着想を得た厚めの肩パッドを入れた立体的なショルダーラインや、顔まわりをシャープに引き締めるピークドラペルが特徴だ。スリーブのみに使用されたストライプの裏地がのぞき、袖をまくったラフな着こなしも難なく決まる。

往年のテーラリングを今年らしく再解釈

バウトの「スーパー130'S グレンチェック ピークドラペル テーラードジャケット」

「スーパー130'S グレンチェック ピークドラペル テーラードジャケット」¥159,500/バウト

膨らみのあるリュクスな質感でありながら軽い着心地をかなえるのは、尾州産スーパー130'Sのオールトップヤーンで構成されたプリンス・オブ・ウェールズ=グレンチェック柄の独自素材。糸そのものが持つニュアンスを優しい色合いへと落とし込んだ。

クラシカルな段返りのディテール

バウトの「スーパー130'S グレンチェック ピークドラペル テーラードジャケット」のディテール

フロントに配された三つボタンのデザインは、第一ボタンが下襟のロールに隠れる段返り仕様に。きちんとした印象に見せたい場面では3点、少し肩の力を抜きたいシーンでは第一ボタンを外して2点で留めるなど、アレンジが可能。

バウト
https://www.bowte.jp
03-6434-0079

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エディター ISHIDA

端正で力強いシルエットを中和する、柔らかな配色のバランスが秀逸。首裏の際までライニングを施しているため、襟のないトップスを合わせたときも当たりが優しく、ストレスなく羽織れます。

アキコアオキ|構築美を体感できるコンパクトジャケット

アキコアオキのジャケットを着用したところ

ジャケット¥149,600/アキコアオキ シャツ¥43,560/ザ・ウォール ショールーム(イロット)050-3802-5577 パンツ¥44,000・ベルト¥33,000/ともにオーラリー 03-6427-7141 リング¥64,900/オーガスト https://avgvstjewelry.com/

女性の体を美しく引き立てる、アキコアオキらしい一着をレコメンド。上品な印象を与えるセットインスリーブに対して、大胆にウエストがシェイプされたシルエットが目を引く。程よく厚手のウールを採用し、コンパクトながら暖かさも申し分ない。カーディガン感覚でさっと羽織れる短め丈のジャケットは、秋の始めから冬まで活躍すること間違いなし。

技巧を凝らしたパターンメイキング

アキコアオキのジャケット

ジャケット¥149,600/アキコアオキ

ボディのライニングには、しなやかなキュプラに加え、ウエスト下部から厚手でクッション性の高い特殊素材を使用。ゆるやかにカーブを描くパネルラインも相まって、体に沿う立体的なシルエットに。下襟に対して小ぶりに仕上げた上襟は、顔まわりをすっきりと見せる効果も。

即座にシルエットチェンジがかなう

アキコアオキのジャケットのディテール

襟もとに配された小ぶりなボタンと、ラペルに取りつけられたループを用いて、潔くフロントを閉じても。着方で印象が変化し、ぐっとハンサムなムードに。上襟の裏はダークグレーの素材に切り替えられており、襟を立てることでまたひと味違った表情を楽しめる。

アキコアオキ
https://akikoaoki.com
03-5829-6188

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エディター ISHIDA

トップスに合わせて着方を変えられるので、ひねりのきいたデザインでありながら着回しやすい。ジャストな着丈と裾に向かって広がるシルエットにより、ワイドなボトムとも相性抜群です。

アキラナカ|日本の美意識が織りなすモダンな佇まい

アキラナカの「ラケル ジャケット BE」を着用したところ

「ラケル ジャケット BE」¥104,500/アキラナカ シャツ¥43,560/ザ・ウォール ショールーム(イロット)050-3802-5577 パンツ¥44,000/オーラリー 03-6427-7141 アイウェア¥40,700/ライト(ブラン) 03-5843-0100 リング¥64,900/オーガスト https://avgvstjewelry.com/

上襟を取り払い折り紙のように平らに畳んだビッグラペルや、直線的なフロントのカッティングなど、古来から日本の羽織りに見られるデザインを反映。「余白の美」や「侘び寂び」という美的感覚を取り入れた、西洋のジャケットとは異なるアプローチが新鮮で洒脱なムードを演出する。

控えめなディテールで研ぎ澄まされた表情に

アキラナカの「ラケル ジャケット BE」

「ラケル ジャケット BE」¥104,500/アキラナカ

なめらかな風合いと微光沢を放つビスコースウールを採用。フロントのボタンレス仕様や、縦方向に配して存在感を抑えた両玉縁ポケットなど、上質なピンストライプ地を引き立てるデザインが洗練された印象を与える。

縦のラインを強調するスマートな後ろ姿

アキラナカの「ラケル ジャケット BE」のディテール

ノーカラーのジャケットを思わせる、すっきりとしたバックスタイル。パネルラインや背中心に向かって入れたダーツによって、着用時に背中が大きく広がりすぎず、すとんと落ちるストレートラインをキープ。

アキラナカ
https://store.akiranaka.com
03-6379-4878

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エディター ISHIDA

品格のある佇まいでありながら、遊び心のあるデザインに親しみやすさも。首もとにボリュームや襟のあるトップスを重ね、レイヤードによるネックラインの味変を楽しむのもおすすめ。

エイトン|トレンドに左右されない普遍的な美しさが宿る

エイトンの「ウール トロピカル ノーカラージャケット」を着用したところ

「ウール トロピカル ノーカラージャケット」¥79,200/エイトン青山(エイトン) シャツ¥43,560/ザ・ウォール ショールーム(イロット)050-3802-5577 パンツ¥44,000/オーラリー 03-6427-7141 ネクタイ¥15,400/グラフペーパー 東京(グラフペーパー)03-6381-6171 

無駄のないデザインが、凛としたムードを醸すカラーレスジャケット。ボタンを排して徹底的に削ぎ落とした設計は、仕立てのよさや素材選びに揺るぎない自信を持つエイトンならでは。ゆるやかにカーブを描く前端のカッティングが、重心を高く、スタイルをよく見せる効果も。シンプルゆえに汎用性が高く、通勤やオケージョンシーンなど、きちんとしたい日にこそ頼れる存在だ。

先染め糸が放つクリーンなネイビーカラー

エイトンの「ウール トロピカル ノーカラージャケット」

「ウール トロピカル ノーカラージャケット」¥79,200/エイトン青山(エイトン)

濃紺に先染めしたウール糸を、ゆっくりと丁寧に織り上げたブランド独自の素材を採用。特殊な製法によって高密度に仕上げることで、一般的なウールトロピカルとは一線を画す、しっかりとした肉感とさらっとしたドライな肌触りを実現した。

シームポケットが日常での使い勝手を後押し

エイトンの「ウール トロピカル ノーカラージャケット」のディテール

両脇のシームポケットは、スマホやカードケースなどの小物が楽々収まる深さを設けた。実用的なディテールをさりげなく落とし込み、タイムレスに愛用できる一着に仕上げている。

エイトン青山
https://aton-tokyo.com
03-6427-6335

ISHIDAコメント画像
エディター ISHIDA

シャツやブラウスなど、上品なトップスと相性のいいノーカラーのボックスシルエット。薄手なので季節を問わず、特にフォーマルなシーンで頼れる味方になってくれるはず!

石田衿菜プロフィール画像
エディター・ライター石田衿菜

2023年に編集者の渡部かおりから独立し、雑誌やウェブ媒体を中心に活動。SPURデジタルでは、ファッションの記事を手がける。「すぐに冬の寒さが訪れることを見越して、コートを重ねてもバランスよくまとえるオーラリーやアキラナカなどのライトなジャケットを狙っています」

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