2017.11.27

[vol.9]“速報!” 上海に行くならいつ? 蟹(今)でしょ!

いきなり何年か前の流行語をもじった寒~いタイトルをつけてみましたが、今回はちょっと前回のクアラルンプールから時間をすっ飛ばして、最近行った上海をご紹介。 なぜって? それは上海蟹シーズンが終わってしまうからです!

KENZOのセットアップがロケーションにマッチ

パーティー……の前にさっそく、蟹専門店へGO!

実はわたくしちょっとしたインフルエンサー(ちょいフルエンサー)活動もしていて、この上海は「KENZO」のご招待で上海旗艦店のオープニングに行くのが目的だったのです! ただ蟹は欠かせない。到着後すぐに現地で人気の蟹専門店、成隆行蟹王府へ。
上海蟹は、10月~12月が食べごろ。10月はメス、11月はオスが美味しいのです。訪れた時はすでに11月に入っていたのでお店からはもちろんオスを薦められましたが、やっぱり食べ比べたい!と両方オーダーすることに。もちろん蟹専門店だけあり、かに道楽(行った事ないが~)並の充実メニュー。上海蟹さんが茹で上がるまでは、各種蟹料理とともにご歓談。

あ”、ちなみに上海と言えば夜景ですが、アレ遅くなると(半分は)消えます。ぼやぼや飯の後にでも~なんて思っていると見逃しますので、21時前には着くように!

そしてようやく、真っ赤に茹で上がった蟹ちゃんたちが登場。スタッフは「自分でむくか?裏で向いてこようか?」と聞いてくる。もちろん自分でも蟹を堪能したいので、片方は自分で。もう片方は厨房に任せることに。いざやってみると熱い、さらに結構難しい。結局その場でむいてもらった。これが”正解”。オスは濃厚な白子が若干しつこかったので、個人的には卵が美味かったメスに軍配!
ちなみに中国では蟹は”冷やす”食べ物とされておりますので、一緒に紹興酒などの体を温めるお飲み物と食べるのが習わしだとか

さて、KENZO上海旗艦店のオープニングへ

さて、肝心の目的であるKENZOの上海旗艦店のレポートもお届けします。インスタグラム”ストーリーズ”のテイクオーバーのためにブライアン・ボーイも飛んできてました。そしてお店の周りにはガールズたち(男もいたなー)が集結。その目的は、Bai JingtingJackson Wang、そして三つ子セレブのLuu Brothers(写真)と言った今旬のイケメンたち!

すごくアットホームな会で、その日はケンゾーチームとお食事。ウンベルトのお母様が素敵で、フォーリンラブ!!

そんなアフターパーティにはシークレットゲストが! その正体は知るひとぞ知る、っていうか中華圏では超ビッグな香港の男性シンガー、Aaron Kwok(アーロン・クオック)。ケンゾーメメントのショーで歌声を披露したローリン・ヒルを超える人物と聞いてはいたが、まさか中国版の”ひろみゴー”だったとは……。でも、御年50歳の機敏な動きにすっかり魅了されてしまった。


ちなみに今回の宿泊先は、ウンベルトのお気に入りホテル「Puli hotel & spa」。静安寺のすぐ近く。オシャレなうえに、買い物エリアやメトロへのアクセスもよし! おすすめホテルです。写真では全貌が伝わらなかったのでムービーでどうぞ

<上海Map>

 

マスイどっきり㊙報告
”上海”小籠包ってくらいですから、ショウロンポーも食わねば~!
1軒目は豫園にある有名店「南翔饅頭店」。豫園は庭園を中心に広がる昔の街並みを再現した買い物街(若干しょ~もない観光名所)。お庭にはいくつか激写スポットはありますが、巨大なお土産物ショップって感じ。小籠包はアベレージです。
ところで、このメニュー知ってますか?ストローで吸う巨大蟹小籠包”巨大湯包”。と言っても、実際には皮は食べずにスープを飲む感じ。見てのとおりダチョウ倶楽部×おでん並の伝統芸能メニュー。熱いに決まってるだろっ!


そして続くは黄河路にある「佳家湯包」。人気店で常に行列が。実はこちらに訪れるのは2回目なのだが、いわゆる普通の小籠包をまだ見たことがない。こちらの名物は蟹小籠包で、蟹&肉のミックスタイプと蟹オンリーの2種類がある。おすすめは濃厚なミックスタイプ! 海藻たっぷりのスープをおともにどうぞ。


と、ふとお向かいを見てみると小さな列が。これは並ばねば! 実はそこは生煎の人気店「小楊生煎」。日本でいうところの”焼き小籠包”の専門店なのです。こちらは本気で火傷注意なので、食べる時は気をつけて!斜向かいに魅惑の汁専門店が並ぶ黄河路は、人民広場駅から徒歩5分!






 
マスイユウプロフィール画像
マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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