[vol.13]2018年スペシャル! あなたの知らない“ドリアン”の世界。 アジアを魅了する高級フルーツ




「臭いものには蓋をしろ」と言いますが、新年早々(3週間経ってるが)皆さまを臭~い世界に誘わせていただきます! さて、今まで“ドリアン”を食した事は
? よくテレビジョン等々で、「臭い、臭い」と連呼され、忌み嫌われるもののように伝えられておりますが、実はアジアで最も珍重されている農作物であり高級品なのです。本日はこちらの金運アップカラーの食物をご紹介いたしま~す!

まずは“生”でしょ!

あたくし諸国を巡り(水戸黄門みたい)数々のドリアンを食してきましたが“生”はマレーシアがオススメ! 実はドリアンにもさまざまな種類があるのですが、お気に入りは”Muang King”と呼ばれる種類。他の品種よりちょいお高め、でもクリームのようななめらかさは格別! 芳醇な甘さがお口に広がるのです。

デザートや加工品はタイランドで!

ドリアン最盛期になると「デイリークイーン」(日本にまだあるのかしら)や「スベンソン」のようなチェーン店にも限定メニューが並ぶ。マンゴーのように生のものをココナッツ風味のもち米と食べるカルチャーがあるので、紫色のごはんがドリアンアイスに添えられていたり、ソフトクリームのコーンの中に入っていたりと、デザートにも伝統が反映されている。
実はバンコクで開店以来、行列が絶えないデザート屋さんがあるのです。サイアム・パラゴンにある「After You Durian Room」は人気デザートバーのドリアン専門店。
一番の人気メニューはかき氷。氷もホイップ状のクリームもドリアンフレーバー。さらには超濃厚ドリアンピューレも添えられている。氷を掘り進めると、艶かしいドリアンがもち米とともに登場! 漫画のような見た目もとってもフォトジェニック~。行列がすごい時はお持ち帰りできるアイスバーがあるので食べ歩きも。

ドリアン初心者の方にはセブンイレブンで売っている乳製品を使ってないアイスバーがいいかも。ココナッツやマンゴー味も美味しい!



ところでドリアンはデザートのみならず、お料理もあるって知ってました?

先日、タイのインフルエンサー友、mmcandyことマーク君が、最近ファッション業界人に人気のレストラン「Sri Trat Rustic Eastern Thai Cuisine」に連れて行ってくれたのですが、そこで出合ったのが熟してないドリアンを使ったカレー。実は若いドリアンはチップスにして食べることもあるようで、こちらのレストランでも販売してました。

さらにグッズもあるんですよ

あたくしドリアン好きがエスカレートして、ついにグッズまで集めるように。前回のタイ旅行中にナイトバザールで発見したのが、リアルなラバー製ドリアンクラッチ!(写真左)「Rubber Bag handmade」というブランドのものです。
そしてデジタルプリントのドリアンクッション(右)はtistgraphy」のもの。ソムタムや鯖の干物などタイモチーフがいっぱい。ミニサイズやキーリングもある。さらにハイファッションにもドリアンが登場。タイの若手デザイナー「Kanapot Aunsorn」はベルベットタッチのパネルをチュールドレスのセンターに!

※ちなみにビール(アルコール)&ドリアンは最悪の食べ合わせらしく、死に至るともいうので絶対にやめましょう! では、皆様もお試しあれ〜!
マスイどっきり㊙報告
ドリアン食べ放題農園。
友人のタイ人デザイナー軍団(マスイのタイファミリー)が企画した遠足、その行き先はバンコクから車で2時間のドリアン農園!前日飲みすぎて、朝フロントからの連絡で起床、全員がロビーでマスイ1時間待ちの大迷惑旅行だったのですが……。
そんなことはさておき、こちらの農園「Suan Lamai」は結構なプランテーション感! ジャングルの中に広がるフルーツ畑を巡りながら、最後にドリアン林にたどり着く。そう、ドリアンは木になっているのです。衝撃の事実! 実際には狩れないのですが、記念撮影は自由。そしてドリアン食べ放題なのです!
って、そんなに食べれるもんじゃございませんが……。その他にもパパイヤサラダやマンゴー&スティッキーライス、各種フルーツもあるよ。



マスイユウプロフィール画像
マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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