スッチーポーズwithストリートフォトグラファーAdam Katz Sinding
最近、食い物の話ばっかりだったので、本日はファッションについて! それも多くのモデルの産出してきた美男美女の国、ウクライナ。
メンズ・ファッション・ウィークが終わりヨーロッパのウィメンズがスタート。その先陣を切るコペンハーゲンに続くのが、ウクライナの首都キエフ。「Ukrainian Fashion Week」は歴史が古く、今年で20周年。'18年春夏シーズンを目撃したマスイユウのおすすめブランドをご紹介いたします!
実はキエフでは同時期に3つのファッションイベントが開催されており、ファッションウィークが盛り上がっている都市なのです!
まずは、今季おすすめのマストチェックブランド!
ウクライナファッションのゴールデンボーイ「frolov」は、独学とテーラーでの修行で服作りを学んだ。'18年春夏はクリスティーナ・アギレラなど、ミレニアム期のポップミュージックカルチャーがインスピレーション。フィナーレにはウクライナを代表する往年のモデルたちがステージに揃う。
そしてキエフをベースに活動するジョージア人デザイナーの「GUDU」は舞台衣装出身。モデルの個性を打ち消すためにデビュー以来マスクを使用しているが、今回はモデルが右往左往するキャットウォーク。交通事故の原因に……。ドラマティックなデザインの中にも、ちゃんとトレンドが感じられるのが好き。
“大人かわいい”ウクライナデザイン
そして、エッジの効いたデザイナーだけじゃないんです! 実はウクライナの特徴は“大人かわいい”。民族衣装に見るようなフローラルなモチーフや刺繍が得意なんです。たとえば「lake」は現地エディターをはじめ大人な女性から支持を集めるブランド。古い植物園で開催されたコレクションを彩るプリントは、一瞬ボタニカルに見えるが、実は海の生き物やシンクロ選手が描かれているのです。
シルクやオーガンジー、レースといった軽やかな素材使いやオフショルダー、そしてフリルのようなディテールが今っぽい!
「elenareva」は、ボタニカル柄のドレスやパンタロンなど今の気分を反映。ラッフルのシースルードレスにパンツを合わせたスタイリングがお気に入り♡
ウクライナファッションのもうひとつの魅力は、デザイナーブランドでもコンテンポラリーな価格帯だということ! 買いたくなるアイテムが盛りだくさん
イケメンデザイナーだって揃い踏み!
そしてさすが美男美女の国だけあり、もちろんおりますイケメンデザイナーたち。笑顔が素敵な「Jean Gritsfeldt」は小動物のように愛嬌があるが、インスタには半裸の写真をよくアップしているギャップの大きさ。コレクションもこれまた大胆! ’18年春夏の開催地はなんと空港。DHLとコラボレーションし、輸送機の中からモデルが登場した。
甘いマスクの「Ruslan Baginskiy」くんは初のプレゼンを行った帽子デザイナー。現地セレブやファッショニスタの御用達で、シグネチャーはエナメルのつばのあるフェルトハット。赤い糸で刺繍されたブランドのイニシャルもかわゆい。
さ〜て、次回はキエフの街をご紹介! 今流行のレトロ風レストランとマストな名物料理などをお届けします。
マスイびっくり㊙︎報告
ウクライナ・ファッションスナップ!
おしゃれな若者をめがけてスナップも敢行! 綺麗どころの国とは言っておりましたが、前回の2日間の滞在は不作で、女子はともかく男は東欧っぽい屈強な方しか見当たらず……。しかし、今回はミレニアルズを中心にイケメンを発見! 女子もおしゃれです。
ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。