[vol.28]「チキンチキンますい猛レース!」シンガポール海南鶏飯

シンガポールでの一発目ランチ。「Lucky chicken Rice」。Lucky Plazaにて
シンガポールでの一発目ランチはLucky Plazaにて「Lucky chicken Rice」
ついにやってきた夏休みシーズン! 旅先で困るのは「何を食べるか」。ということで今月は”食”にフォーカス。まずはチキン野郎マスイユウが案内するシンガポール名物”海南鶏飯(ハイナンチキンライス)”食い倒れ!

最近チキン料理を食べることが多かったので、いきなりですが新コーナー「チキンチキンますい猛レース」をスタート! 「チキチキマシーン猛レース」(古っ)って、みんな知ってるかしら……!

やはり行くべき? ミシュランガイド掲載店

まずミシュランガイドで紹介された有名店がホーカー・センター(屋台村)にある。Maxwell Food Centre(マックスウェルフードセンター)の「天天海南鶏飯(ティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス)」は、他と異なるとろみのある甘めのタレがかかっている。お肉のモイスチャーが半端ない(とろみタレ効果?)。たしかに美味しいのだがマイベストではなかったかも。

中華街のフードワンダーランドへ

Maxwell Food Centreからさほど遠くない、中華街にあるChinatown Complex Food Centreで大行列発見! 鮮やかな手つきで鶏をさばく「Heng Ji Chicken Rice」(写真左上)のおばちゃんは圧巻。ただ胸肉が当たったせいかパサついていた。その一方で謎の黄色に誘われて食べた「新天府」の一皿(写真右下)がヒット。特徴はビビッドなイエローの皮! 特に鳥皮マニアではないけれど、美味しくいただけた理由はしっかり効いたターメリックにある気がする。

チキンライス激選区で徹底調査

シンガポールのランドマーク「ラッフルズ・ホテル」の横は、実は鶏飯激選区! 中でも人気を博すレストランが「新瑞記鶏飯(シンスゥイキーチキンライス)」(写真右上)。通常黄色のジンジャーソースが、なんとこちらは緑色!? ネギを一緒に粉砕し、色と風味を加えているのです。さらに一本裏のPurvis Street(パービス・ストリート)の「逸群鶏飯餐室(イェットコンチキンライス)」(写真左下)は、レトロな雰囲気があり外観・内観の可愛さは一番! が、肝心の鶏飯はボリュームたっぷりなものの少々モイスチャーに欠けていたかも。

郊外でも鶏飯探し~!

変わり種ラクサ(近いうちに”アジアろ麺ちっく街道”でご紹介)に誘われて訪れた、「Alexander Village Food Centre」で発見したレストラン「紫禁城」。勲章のように並んだ鶏の首はちょいグロいが、それこそ人気の印! お肉は柔らか&ジューシー。ごはんはしっかりと味付けがされていて相性も抜群。
ラクサと言えば、ラクサ激戦区カトンにも美味しい鶏飯が!「Delicious Boneless Chicken Rice」は「ひとりっぷ®」を掲げるひとりっP先輩のオススメ。肉っぷりのいいジューシーチキンは汁だくでサーブされます。添えられた甘酸っぱい漬物やお野菜豊富のスープも絶妙。

最終日は7皿の乱れ食べ

最終日にさらに駆け込み、結局滞在中に13軒制覇! 小サイズはハシゴにぴったりなので、みなさんも食べ比べて好みの1皿を探してはみては? では、渾身のチキコレをご覧あれ。

<シンガポール・チキンチキンMap>
マスイどっきり㊙報告
ベストオブチキンライスは、これだ!
散々鶏飯について語らせていただきましたが、チキン野郎的ベストは……。「Soup Restaurant」の”ジンジャーチキン”! チキンとジンジャーソース(キュウリは好かんので割愛)をレタスに巻いて食べます。ボリュームたっぷりな半身サイズなので、かなり満腹に。ゲプッ
 
マスイユウプロフィール画像
マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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