2018.08.27

[vol.29]アジア"ロ麺チック街道”②カオソーイを食べないなんて!

アジアの名物麺を探求する、あの食い倒れ企画が帰ってきた〜! 今回はタイ・チェンマイ名物の「カオソーイ」。バンコクから“朝ニ”くらいの時間の飛行機に乗り込み、古都へ日帰り旅。なんと1日で7杯食いました。ゲプ〜。

カオソーイとは?

簡単に言うと“カレー麺”。タリアータのような平たい麺に、ピリ辛カレースープとチキンを。ときにはビーフやポーク、珍しいところではベジタリアン仕様もあり。さらにカリカリの揚げ麺もトッピングされている。スープの風味と食感が楽しめる一品です。サイドにはライム、玉ねぎまたはエシャロット、お漬物がついてきて、自分好みでアレンジが可能。それではとっておきのカオソーイを巡る旅へ!

いざ、魅惑のカオソーイツアー

①Khao Soi Mae Sai
空港から直行したのは、朝8時からオープンしている「Khao Soi Mae Sai」。タクシーアプリの運転手さんも、ここが好きだと話していた。ココナッツミルクの風味豊かなマイルドスープに太めの麺。これぞ「カオソーイ」といった間違いのない一杯です。

チェンマイ中心部は徒歩で行動できますが、もしスムーズな移動が必要ならgrabがおススメ。観光地なのでふっかけてくる乗り合いタクシーやトゥクトゥクには注意!

②Khao Soi Khun Yai

2箇所目は、一軒目から歩いて10分ほどの有名店「Khao Soi Khun Yai」。人様の家のガレージのような外観がグー! 女性に優しくハシゴにもぴったりな大きさ。チキンも予めスライスされていて食べやすい。ココナッツミルクが一振りされているスープは、さっぱり仕上げられている。
③Khao Soi Islam
カロリー消費のため30分以上歩き、街の反対側にある「Khao Soi Islam」へ。その名のごとく店はイスラム教エリアに位置する。実は今回もっとも印象的だった一杯がこちら。スープはカレー色というより、白っぽく味も薄め。おすすめされたトッピングのビーフはバラ煮込み風。お味がしっかりついているのでちょうどよい。2、3軒まわる人にはこちらはマストでおすすめ!
④Khao Soi Lam Duan & Khao Soi Samer Jai
さて、ふたたびタクシーアプリを駆使しピン川沿いをさかのぼることに。「Khao Soi Lam Duan」(写真右上)では他で見たことのないポークにトライ! 中華料理で出てくるクリスピーポークがのっていた。二切れついてくるライムをかけて、酸味を効かせるのもいい。歩いてすぐ近くの「Khao Soi Samer Jai」(写真左下)は専門店というより、ホーカーズ(屋台村)風。オープンキッチン風景は楽しいがお味は普通かな~(初めて来たときは美味しく感じた)。もう1つの人気メニューである激辛麺の方がおいしいかも。

マーケットの地下のフードコートでも食べたがこちらは割愛。市場は面白いのでウロつく価値あり。近いうちにおススメのお土産もご紹介します!

⑤Khao Soi Nimman
最後の一軒となったのはおしゃれエリア・ニンマンにある「Khao Soi Nimman」。どこの店も不清潔なところはありませんが、こちらはきちんとしたレストランで老若男女安心して訪れられます。オープンエアのテラス席(写真左上)と、キッチンが見えて冷房がきいている席があり。こちらはメニューのバラエティ豊富、シーフードや全部乗せもできちゃう。この日は大好物の北タイ名物“発酵ソーセージ”がのったものをチョイス(写真左下)。
カオソーイのレストランはだいたい朝8時、または10時からオープンし、夕方には閉まってしまうところが多い。時間を要チェック&早めにスタートしよう(「Khao Soi Nimman」は20時まで営業!) チェンマイに行ったら絶対に食しましょう!
<厳選カオソーイMap>

 

マスイユウプロフィール画像
マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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