実は新年のために書いているのだが、取材メモがぶっ飛び頓挫しておりました。本日はそんなマスイのメモのように真っ白な魅惑のデザートについて語りたいと思います。そう、三度の飯より豆花(トウファ)が好き!(実際には三度の飯”と”)
豆花をただの甘い豆腐だと思っているあなた~、まだまだ甘い(デザートだけに)! 日本のお豆腐のようになめらかなものからツルツルタイプまで食感も違えば、さっぱりタイプから苦味の強いものまで、風味も店によって全く違う。わたくしチャラく見えますが、食に関してはsimple is the best。豆花は“原味”ことトッピング無し、百歩譲ってピーナッツ程度が好み。台南では普通に色気のないそんな”原味”(清味と書いてあるところも)が楽しめます。古都だけあり、クラシックデザートの豆花は大充実。特に史跡が並ぶ歴史地区”安平”は、まさに豆花激戦区なのです!
トッピングありがスタンダードな台北でも、リクエストすれば原味にアレンジ可能。ただ、不思議そうな顔はされます!
他にもどんどんご紹介します
最近よく見かけるのが黒豆の豆花。こちらは自称台南“初”の黒豆花店「茂記黒豆花大王総店」。サービスで黒豆茶や煎った黒豆がついてくるのも嬉しいポイント!
牛乳に浸かっている、"香濃鮮奶豆花"
やっぱりおさえたい有名店はこちら、「同記安平豆花」。台南一の有名店で安平に2店、駅の近くにも1店。デパートにも進出しています。舌触りがよく、しっかりとした食感の豆腐が美味しい。シロップは黒蜜のような色と風味です。竹炭入りの黒豆や、豆花が牛乳に入った濃厚タイプ(写真)などもあり。
レセプションは豆花カウンター横、お宿は上階
そして「赤崁楼」や「祀典武廟」のような廟が並ぶ、台南観光スポット民族路に、昨年夏に「同記安平豆花」の新店舗がオープン。実はこちらの上階は民宿になっている! 朝からおいしい豆花が食べられるなんて贅沢〜。さて、まだまだおすすめの豆花がたくさんあるので、スライド形式でどうぞ!
<台湾グルメMap>
マスイびっくり㊙︎報告
港町の金柑豆花も、おすすめです
台南から特急列車で30分揺られた高雄にある「鹽埕吳家豆花」も紹介したい。名物は、その名のごとく金柑豆花。ツルッとした食感の豆花にシロップ漬けの金柑がのっている。金柑の数を考えて豆花とバランスよく食すべし!
ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。