2022年春夏のコレクションサーキットが終了。ヨーロッパはもはやコロナ前のような忙しさだった。昼間はショーやプレゼンテーションと華やかに見えるファッションウィークだが、夜は原稿の〆切もあり、ゆっくりご飯を食べる暇すらないのが正直なところ。今回は素早くすきっ腹を満たしつつ間違いなく美味しい! ぜひトライしてみてほしい、マスイ的な新旧定番をご紹介します。
LONDONではクラシック飲茶
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ロンドンでファストに食べられるフードの大定番と言えば、飲茶。中華街には飲茶を提供しているレストランはいっぱいあるが、最近はまた「Joy King Lau」の魅力にハマっている。実は昔からある店なのだが、一周回ってクラシックスに戻ってきた感じでおすすめ! 香港や中国からきた友人たちも納得のお味で、彼らのお気に入りはペイストリーの繊細なエッグタルト。あわせて試してみて。
PARISの絶品クロワッサン
「Union」は6月のメンズコレクションの際に発見したベーカリー。ホテルの前にあったのだが、すっかり気に入ってしまい、今回のウィメンズでも同じところに泊まる始末……。それくらいハマりました。目が覚めたらクロワッサンを買いに、昼間の隙を見つければ夜のおやつを買いに足繁く通った一軒。ノー炭水化物派のマスイ的にはパンなどもってのほかなのだが、パリではついつい食べてしまうほどの美味しさ! いちじくのタルトなど、季節のパンも揃う。
MILANのマストジェラート
イタリア名物といったらそう、ジェラート! 無類のアイスクリーム好きとしては、すぐに血糖値が上がるジェラートで空腹を凌ぐことも多い。ミラノにももちろん、おいしいジェラート店がそこかしこに。今回は新たに発見したベスト3ショップをご紹介。
COPENHAGENで話題のバーガーを
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ハンバーガーショップ「POPL」を手がけるのは、オーガニックかつ前衛的な料理で世界一になった、かの有名な「noma」! と聞くだけでフード好きな方にとっては垂涎のスポットでしょう。熟成肉のバーガーに絶品のソース、そしてバター風味が強いソフトなブリオッシュ。夢心地のようなバーガーが提供されてしばしうっとり。が、お支払いの時にはだいぶ現実に引き戻される北欧プライスであることは、お伝えしておきます……(通貨がクローネ表記であれば何だかわからないうちに支払い、カード明細が来るまでは夢の中〜なのでだが、ご丁寧にユーロでも表記されている)。ただ一度は食べる価値あり。
ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。