2022.07.06

[vol.65]エリザベス女王の即位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー」の現場をレポート

エリザベス女王(Elizabeth II)の即位70周年を祝う”Platinum Jubilee(プラチナ・ジュビリー)”に英国中が祝福ムード。さらに四連休のプレゼントに国民も大喜び。今回は、笑顔が溢れたロングウィークエンドの様子をお伝えします。

少し考えが甘かった……

初日に行われた誕生日パレードの開始時間11時の到着を目指すも、ちょい遅れで「アウト!」。Trafalger Sqからバッキンガム宮殿に伸びるThe Mallは徹夜組で埋め尽くされていたので、唯一スクリーニングが行われたSt James’ Parkを狙うも、11時きっかりにゲートが閉まり……。パレードは諦めエアショーのベスポジを狙い、人混みをかき分けながら移動。こちらはバッキンガム宮殿に向かう、飛行機を仰ぐよい場所を確保!

午後は最近開通したばかりのエリザベスラインで東ロンドンに戻り、フラワーマーケットで知られるColumboa Roadのストリートパーティに参加。生バンドで女王が即位した50年代を再現、ダンスレッスンもあり誰もが当時の雰囲気を楽しめる演出。コーギーのパレードも!

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海沿いの街も祝福ムード

2日目は晴天だったので海沿いの街Hastingへ小旅行。もちろんロンドン以外もセレブレーションムード。街はユニオンジャックで飾れ、女王の顔が溢れた。人気フィッシュ&チップス店「Maggie’s」は満員御礼だったので、近所に出したボート形のテイクアウト専門店へ。食後は海辺からミニSLに乗って商店街でアンティークショップ巡り。

ミニSLや丘に登るケーブルカー、家族連れにも楽しい古き良きシーサイドタウン

アンティークのロイヤル記念グッズを大量購入
アンティークのロイヤル記念グッズを大量購入

ご近所ストリートパーティへ

3日目はご近所のストリートパーティへ。イギリス各地で連日のように開催されたストリートパーティだが、実は長い歴史を持つロイヤルイベント。国王の即位やロイヤルウェディングなどのイベントに合わせて商店街やコミュニティが主催、路上にテーブルを出しフードやドリンクを持ち寄りみんなで祝う。今回はHackneyにある可愛い商店街、Wilton Wayへ。クリエーティブピープルが多く住むエリアらしくおしゃれ度も結構高い!

ジュビリーストリートスナップをお届け!

という事で、Columbia Rd.とWilton Wayのストリートパーティに集まったおしゃれさんたちをスナップ!

キャサリン妃はイギリス一のインフルエンサー

引用:DailyMail

連日のように報道されるロイヤルファッション、中でもDuchess of Cambridge、キャサリン妃のスタイルに注目が集まる。実際にdaily mailはすぐに分析し、イベント中にはブランドのリンク付きでウェブに掲載。インスタグラムのファンページも情報が早い。以前ある英国ブランドのPRと話したことがあるのだが、キャサリン妃が着用するとどのインフルエンサーよりも即売上に繋がるとのこと。この日は「self portrait」のクリエーティブダイレクター、ハンの家でコンサートを見ていると、偶然にもキャサリン妃がドレスを着用していることを発見! 実はこのドレスを着るのは初めてではなく、サステナブルな姿勢も今の世に合っているのかもしれない。

最後はおうちでパレード観戦

ジュビリーウィークエンドの締めくくりは友人宅で「Platinum Jubilee Pageant」を観覧。過去70年の歴史や英連邦のカルチャをテーマにしたパレード。90年代バスにはケイト・モスやナオミ・キャンベル、なぜかブライアン・ボーイの姿も。コテージパイやスコッチエッグ、キャロットケーキとテーブルの上も英国調で(友人の夫が)まとめました。

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マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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