【ジレ8選】端境期のおしゃれの大本命！ ハルノブムラタ、イロット、プラステほか注目ブランドが揃い踏み

９月に入るも35度を超える猛暑日が続くが、少しずつ秋の気配を感じさせるファッションも取り入れたいところ。Tシャツでは物足りなくなった端境期に役立つのがジレだ。フォーマルな印象を受けるも、ワークシーンならスラックスやロングスカートと、日常シーンならデニムと合わせるなどシーンを問わず着用できる汎用性の高さが魅力。セアンのジレは、経糸（たて糸）にシルクを、緯糸（よこ糸）にコットンを使用し、シルク混の程よい光沢感が美しく、前で結んだようなドレープがポイント。肩幅や身幅にゆるさのあるシルエットでスタイルアップも狙える。

肩からウエストにかけての美しいカーブがモダンなアキラナカのジレ。表地にウールが70%以上使用され、上品な佇まいが季節の変わり目のおしゃれに一役買ってくれる。ウールベストのような感覚で、デニムやワンピースなどと合わせられるうえに、フォーマルなシーンでも活躍。本格的な秋を迎えたら、長袖のブラウスやハイネックのニットなどと合わせるのもおすすめだ。弧を描いたようなボタンの配置も魅力的。

ディテールを削ぎ落としたシンプルなデザインで、深めのVネックがすっきりした印象のプラステのジレ。ウエストには細いベルトが付いており、取り外しが可能。長めの着丈で、スラックスはもちろん、スカートなどと合わせてもバランスよく着こなせる。素材には適度なハリがある軽やかなポリエステルが使用され、自宅で洗濯できる点もうれしい。別売りのパンツとセットアップで着るのもおすすめだ。

ファッション感度の高い人から支持されるセレクトショップのエストネーションから、なめらかでハリがある梳毛のウールと、リサイクルポリエステルを使用して織りあげたショート丈のジレをピックアップ。薄手の作りでシャツのように羽織れるだけでなく、ミニマムなデザインなので、透け感のあるトップスや半袖アイテムなどとも相性抜群。また、同素材のパンツと合わせてセットアップで着こなしても◎。一枚持っておくと、日常着からフォーマルまでさまざまなシーンで活躍してくれるはず。

日本発のラグジュアリーブランドを目指し、デザイナーの村田晴信が2018年に立ち上げたハルノブムラタから、サマーウールを使用したロングジレをセレクト。ジャケットを得意とするブランドだけに、全体のシルエットや肩のディテールなど美しさが引き立つデザインだ。有機的な形をしたゴールドのボタンも特徴的で、シンプルながらモダンな印象。ウエストの切り替え位置が高めなので、ロングスカートやスラックスなどと合わせてもスタイルアップが叶う。

日本でもファンが多いザラだが、よりトレンドに特化したザラ・ウーマンから、早秋にぴったりなリネンブレンドのロングジレをチョイス。肩はドロップショルダーでゆったりとしたデザインだが、ウエストをマークすることでスタイルアップも叶う。ジレ初心者にもトライしやすい価格帯で、シャツやカットソーなどのレイヤリング、また合わせるボトムス次第で着回し力も抜群。同じ素材のパンツも販売されており、スーツのようにセットアップで着用することもできる。

上質かつシンプルで、タイムレスに着用できるようにデザインされたイロットのジレ。ウールをブレンドした糸をドライにすることで素材に立体感が生まれ、テーラードジャケットのようにかっちりした作りに。着丈はやや長め。背面にはベルトが付いており、ボトムスに合わせてウエストが調整できるようになっている。また、胸もとの開きは一枚でも着用できるように配慮されており、夏の終わりから秋にかけて、さまざまなスタイリングが楽しめる。

端正なテーラードをベースにしながら、ブランドならではの個性も感じさせるメゾンスペシャルのジレ。サイドには、ブルーグレーのチュールが大胆に施され、片方の身頃には胸下あたりまで深いスリットが入っている。シャツやハイネックなど、インナーとのレイヤード次第でさまざまなスタイリングが楽しめるうえ、端境期に活躍してくれる一枚。トラッドとモードを融合したような唯一無二のデザインは、ベーシックな着こなしでは物足りない人におすすめ。