大地を震わす三碧木星のエネルギー
2024年も、早くも下半期が見えてきました。1年全体で見ると三碧木星の年で、自然界を8つに分けた易象としては「震」の年となります。干支でいえば「甲辰」、辰の字はもともと「震」という字から来たとされています。二重の意味で「震」という意味合いが強調され、上半期は地震の多さに気を引き締めた方も多かったと思います。
私たちの生活においては、この「震」という文字の意味合いは「音が空間を震わせて伝わるように、はっきりとした新しい動き」をもたらします。さまざまな物事が起こり、それはすんなりと人々に受け入れられ自然になじんでいくのではなく、驚きや成長意欲、心震えるような感動をもたらします。はっと目を覚まさせられるようなことが多いでしょう。努力次第でいくらでも成長できるときです。上半期はまだまだ「はじまり」に過ぎなかった人も、下半期からが今年の運の真骨頂と呼べるシーンが増えるはず。私はよく「運は活かしよう」とお話ししているのですが、今年は活かせる部分が多いのです。下半期を過ごしながら「どう活かそうか」「どう伸ばそうか」と、発展をベースに考えていくといいのかなと思います。2024年下半期に向いているのは、「まったく新しい何か」ではなく「ずっと考えていたこと」「ここまで頑張ってきたことの、さらなる発展」です。思いつきでスタートすることは、最初は目立つものの、比較的早い段階で勢いが失われていくようです。また、いくら理屈ではうまくいくであろうアクションでも、それが心震わせるものでない場合は「今は"そのとき"ではない」と考えるのが賢明な判断であろうと思います。
さて、少し先のお話ですが、2025年2月3日からは二黒土星の年に移行します。干支は乙巳。一転して「流れをよく見て、順応していくのがベスト」という時期に入ります。自分の力だけで何かを成し遂げようとしてもうまくいかず、人や環境の力を借りて発展が得られる年です。ときにはあなたが誰かの力を引き出す、そうした場を設けるということもあるかもしれません。引き立ててくれる人や、そう思い合える関係という人は、そうそう簡単に出てくるものではありません。今年のうちから、コツコツ信頼関係を築いてフィールドを広げていくのも来年の発展の助けとなるはずです。
二黒土星的な影響は、今年の終わり頃には少しずつ感じられるようになるでしょう。このことからも、大きく伸ばしたい、発展させたい出来事がある場合は、この下半期の早いうちにできる限りのことをしておくとよいだろうと思います。
精神論のようなことばかりでは、ちょっぴり退屈ですよね。ここからは下半期、「時代の風に乗りやすいテーマ」をご紹介しましょう。トレンドとして意識したり、仕事においてこの要素を意識してみたりするといいテーマです。それぞれ星ごとのポイントは次ページ以降に書いてありますので、これはすべての星に共通する「幸運のポイント」と思って意識してみてください。
まずは、音楽に関するもの。ほか、ラジオやテレビ、動画など音声で発信するものもよいだろうと思います。アナウンサーや声優など、声を強みとする方は発展しやすいですし、それに倣うとすれば「思いは言葉にして伝える」「会議では積極的に発言する」など声を出すことで停滞した現状を打ち破ることもできるはずです。食べ物であれば、レモンに代表される柑橘類が幸運の呼び水に。ミネラルウォーターにレモンをぎゅっと搾るのはとてもいいですね。お寿司は酢飯のおいしいお店を選びましょう。そして何より大事なのは、心を震わせる感動体験。眼福ジュエリーで、さっそく運をチャージして。