【三碧木星】

【三碧木星】

いつも何かにときめいている三碧木星。ポジティブで調子に乗りやすいところはあるものの人との縁に助けられる人生を歩む

【三碧木星】
メゾンのエンブレム、モノグラム・フラワー モチーフをモダンにアレンジ。サヴォアフェールの光る繊細なオープンワークにより、ドーム型のセンターパーツがいっそう存在感を放つ。「エヴァー ブロッサム」ネックレス〈WG、ダイヤモンド〉¥9,757,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス(ルイ・ヴィトン)

すでにあるものを大切に。現状を維持する力を養う

2024年の三碧木星は、ここまでに培った力が試されるタフな1年に。新しいことに挑戦するよりは今の自分に見合うことに力を尽くすべきときで、足し算よりも引き算の発想がぴたりとハマります。とはいえ、気持ちとしては強気なんですよね。状況としても、「この調子ならいけるだろう」と思えるほどには安定しているように見えるのです。ただ、運気という観点から見ると、欲張った部分は崖の上に張り出した雪庇のようなもの。どこまでも雪原が続いていると思って走っていくと、一気に踏み抜いてしまうようなことになりかねません。「もっと多く」「もっと上へ」と思ったときほど、目の前にあることに集中する。拡大するアイデアが頭に浮かんだときほど、今持っているものを磨き上げる。そうすることで、本物の強さが備わります。小さなことでいえば、人間関係における「あとひと押し」もそう。よかれと思って言おうとしたひと言も、あえて呑み込んでみる。見守ること、待つことは何の変化も起こさない無駄な時間ではありません。相手に、時間というギフトをあげているのですね。

なんだか物々しい雰囲気のことを書いてしまいましたが、慎みのある堅実な選択をしていけば、恐れるような年ではありません。上半期はかなりのアップダウンに見舞われる運気でした。ただただ乗り切るのに必死だったという人は、きっと目の前のことから逃げずに、真剣に取り組んでいらっしゃったのだと思います。頑張りましたね。下半期もアップダウンはありますが、上半期ほど慌ただしくはありません。むしろ、上半期である程度、今年の運の〝クセ強〟の部分に慣れたはずですから、下半期はいささか気楽にやっていけるでしょう。三碧木星は柔軟性に富んだ人々ですから、「この流れは知ってるぞ」などとすでに要領はつかんでいるはずです。

ただし7月に関しては要注意。主に仕事や人間関係において、自信を持っていたことが思ったほどにはかどらない暗示が出ています。それは一見すると努力不足が原因のように見えるかもしれませんが、自分ではどうしようもない「運次第」の部分も半分くらいはあるはずです。「全部自分の責任です」などと背負ってしまうと、「運次第」の部分の問題を解決するチャンスを見失ってしまうでしょう。それではもったいないですから、問題は丁寧に切り分けていきましょう。全部自分のせいと言い切れるほど、人生は厳しいものではないはずです。

8月はいい季節です。この下半期において、もっとも明るく晴れやかな気持ちで過ごせる時期であるはずです。恋を探している人は、ここで新たな出会いに恵まれる可能性が高いでしょう。おそらく仕事の多忙さも一段落しているはずですから、プライベートの充実に力を入れてみるといいのかなと思います。9月から11月上旬は、あなたを取り巻く人間関係や環境に変化が起こる暗示が出ています。仕事運は冒険心さえ起こさなければ安定しているので、噂や未確認情報に振り回されないことが大事です。まずは静観を決め込んで、決断を急ぎすぎないようにしましょう。そうすれば、変化もチャンスとして自分のものにすることができます。

11月中旬から年内いっぱいは行き詰まりを感じやすい時期。とばっちりを受けたり、「今のままでいいのだろうか」と悩んだりしがちです。金運でも、思いもよらない出費が続く可能性大ですから、夏から秋にかけては貯金モードでいると安心です。ただ、決して「何もいいことがないダメな時期」ではありません。学びや研究、スキルの習得といったことには、特別にツキがあります。ここで実力を磨き上げておくことで、年明けの好調期に高くジャンプできる人は多いだろうと思います。

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