【五黄土星】

【五黄土星】

人一倍バイタリティがあり、一度決めたら即行動、完遂するまで努力する。思い込みが強まると周りが見えなくなる傾向も

【五黄土星】
幸福の鳥として愛されるアオガラがモチーフ。イエローゴールドとダイヤモンドで表現された羽根は柔らかさを感じるほど精緻な彫り。二羽が向かい合う様は秘密の会話を楽しんでいるよう。「メイサ ラ メザンジュ」バングル〈YG、ダイヤモンド、オニキス、ブラックサファイア〉¥5,293, 200(予定価格)/ブシュロン クライアントサービス(ブシュロン)

終わりよければすべてよし。蓄電の時期も大切に

2023年という「努力の1年」を経て、ホッとするような気持ちのリラックスムードが漂う2024年。もちろん年がら年中リラックスしていられるほど暇人モードなわけではないでしょうが、上半期を振り返ると、ここ最近なかったくらいに、ゆったり構えていた時間が多かったのではないでしょうか。以前よりも肩の力を抜いて仕事と向き合えるようになった人、うれしいお誘いをもらえた人、等身大の自分で笑い合える時間を持てた人──きっと誰もがそれぞれに、心豊かな時間を持てたことでしょう。私は思うのですが、それらは天から自動的に降り注いでくるような「偶然の幸運」ばかりではなかったはずです。あなたがタフに頑張ってきたからこそ培われた実力のおかげであり、広がった人脈であり、得られた機会なのですよね。なお、物欲大爆発の時期ですから、いつも以上にお財布の紐がガバガバになった方もいらっしゃるでしょう。おそらくこの上半期に購入したものは、あなたの胸をとびきり熱くしてくれただろうと思います。ちなみに下半期もその傾向は続きますから、大富豪の人以外はマネープランをしっかりと練っておきましょう。

さて、上半期はずっと上げ調子できた2024年ですが、下半期は夏から秋にかけてやや波乱が巡ってきそうな暗示が出ています。まず7月は、自分のあり方やここまで続けてきたことに疑問や不満が生じるとき。世界情勢や政治、経済で気になるトピックスが目に入り「今のままでは先細りになるばかりでは」と、焦りが生じることもあるでしょう。ここまでハードに頑張ってきた人であれば、「もっと評価してほしい」と感じずにはいられないでしょう。上半期の楽観的な気分はどこへやら、自分でも変化に戸惑ってしまうほどなのですが、焦ってもうまくいく時期ではありません。問題意識を持つことは大事でも、思い切った方向転換は検討段階にとどめたほうがベターです。もっとあなたに合ったタイミングがあります。

8月はよそのトラブルの火の粉が振ってくる予感。とばっちりを食うようにして痛くもない腹を探られたり、内緒にしていたことを暴かれたりするので、危ないものには近寄らないと決めておきましょう。何げなく言った冗談が変に広まってしまったりもする時期なので、おかしなことは言わないことです。ただ、仕事運は好調です。誰も考えが及ばなかったような素晴らしいひらめきが生まれ、周囲から高い評価をもらえることでしょう。センスやクリエイティビティで勝負する仕事の人は腕の見せどころ。営業や事務などにおいても、効率アップや業務改善のアイデアは、どんどん提案してみたいところです。

要注意なのが9月から10月中旬にかけてです。あなた自身の運気が低迷する時期ですが、環境を巡る運にもあまり勢いがありません。いってみれば「泣きっ面に蜂」的な状況が起こりやすいので、無理も無茶も禁物と思っておきましょう。

ここまでをご覧になって「下半期は期待できないな」と思われた方、どうぞご安心ください。見どころはここからです! 10月中旬から年末まで、素晴らしい好調期が巡ってきます。10月のうちは運気がジワジワと上昇するのが感じられ、11月初旬にそれが確信に変わります。もう終わったと思っていたことが再び息を吹き返したり、思いもよらないオファーが来たりと活気づいていきます。恋も仕事も、金運も、明るい兆しが見えてくるでしょう。この、晩秋から冬にかけての好調期にベストを尽くすためにも、9月から10月にかけては無理をしないことです。疲れたら休み、キャパシティを超えた仕事は辞退しましょう。それは「頑張らないこと」ではありません。「ベストなときのために、力をためることを頑張っている」のです。

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