【七赤金星】

【七赤金星】

愛嬌とコミュニケーション能力で常に周囲を照らす。落ち込むとネガティブモードになるが、自分自身の力で心を立て直せる人

【七赤金星】
躍動感のある軽くしなやかな羽根は、動きと自由を表現する存在。風に吹かれたように有機的な曲線を描く羽枝の一つひとつに、丁寧にセットされたダイヤモンドは、動くたびにきらめきが増し、見る者を深く魅了する。「プリュム ドゥ シャネル」ブローチ〈WG、ダイヤモンド〉¥10,384,000(参考価格)/シャネル

変わることを恐れずどんな瞬間も大切に

上半期は周りの人から褒められたり、評価されたりといったことも多かったでしょうか。パッとスポットライトが当たるようにして、あなたの努力や持ち前のセンスに光が当たりやすい時期が巡ってきています。役職についたり、人前に出る役目を仰せつかったりと、大活躍だった方も多いでしょうね。といっても、そうした華やかな活躍が、必ずしもうれしいことばかりとも限らないでしょう。気が進まないのに力を尽くしてきた方は、頑張っていらっしゃいましたね。おそらくですが、そこに至るまでにさまざまな人が力を貸してくれたり、引き立ててくれたりしたのだと思います。その恩に報いることを目指してみると、ストレスも和らぐのではないでしょうか。

ストレスとのつき合い方は、例年以上に大事です。というのも、この時期は気持ちの余裕がなくなると、まず人間関係にダイレクトに影響が及ぶ年だからです。この時期の人間関係は「火」にたとえられ、あらぬ方向に燃え移ったり、ふっと消えてしまったりと安定を欠くとされています。長くいい関係を維持してきた人と、たった一度のケンカを境に離れてしまった──そんな悲しいことは、できるだけ少ないほうがいいですね。言いたいことをはっきり言うのも大事、でも言い方も大事。心がギリギリのときに何かを伝えるなら、まずはひとつ深呼吸を。そうすれば、目の前の相手がどれだけ大切だったか、素晴らしい時間を共有してきたか、思い出せるはずです。

なんだか悲しげなことばかり書いてしまいましたが、“らしくない”選択から世界が広がるなど、楽しい転換点もたくさんあるはず。ひらめきを行動に移したり、勇気を出して好きな人に働きかけてみたりと、世界を広げていけたらいいですね。

下半期のキーワードとして押さえておいていただきたいのは、光と影、吉と凶が交錯するような星回りであるということ。いいことも、悪いことも、ずっとそのままではいさせてくれません。いいと思っていたことがスッとその色彩を失っていったり、逆に悪いと思っていたことがプラスに転じたりと、安定しない様子です。ただ、自然界に目をやれば、「ずっとそのまま」であるものなどひとつもありません。季節は移ろい、海の水は循環し、山の木々は色を変えていきます。変化してこそ、生命が保たれるのですよね。だから恐れすぎずに、柔軟にやっていきましょう。

さて7月は、若干の低迷期です。思わぬタイミングで体調を崩したり、仕事で変更が生じたりと落ち着かない状態になるでしょう。頑張りたい目標があっても、「8割できたら100点満点」くらいの気分でいるとよさそうです。8月、9月は好調期。特に9月は、新しいことにチャレンジすると滑り出し好調と言えるでしょう。ただ翌10月に若干の低迷が見られ、味方に恵まれない暗示が出ているので、着手するなら9月の初旬がベストです。運気が落ち込む前に安定軌道に乗せてしまいましょう。そして、10月は焦らずやっていくのです。11月は等身大の自分で謙虚に努力する時期。力量以上のことをしようとするとコケやすく、盛った話は悪目立ちしがちです。「あなたのおかげです」と感謝の姿勢でいけば間違いはないのですが、慇懃無礼な態度は一発で見抜かれます。仮に1ミリも感謝していないなら、黙ってお辞儀をするくらいがいいかもしれません。

12月はいいですね、1年のフィナーレにぴったりの、落ち着いたムードに満ちた星回りです。頑張ったことが評価され昇進のオファーが来たり、ヘッドハントの連絡が来たりと、ドキッとするような出来事がある人も多そうです。「自分には荷が重い」「できるわけがない」と思われる場合でも、話を聞いておいて損はないでしょう。

こんなジュエリーを チェックして

  • 羽根のモチーフ
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