DATA 三木屋 まちの喧騒から離れた、創業350年の日本旅館へ一歩足を踏み入れれば、時の流れが止まったかのよう。ロビーの正面には志賀直哉の小説「暗夜行路」にも書かれた日本庭園が広がり、風流な光景が旅人を迎える。2013年にリニューアルを行い、客室は伝統的な日本建築の意匠を残しながらも居心地の良さが溶け合う空間に。8タイプの客室の中には、ベッドルームやプライベートなスチームサウナ付きの部屋もあり、ゲストは思い思いにくつろぎ癒される滞在が叶う。ブックディレクターの幅允孝氏が手掛けたライブラリーや、但馬の山海の幸を堪能できる食事も魅力。安堵感と心地よさに包まれ、上質なステイを満喫できる。