暑熱、室内外との寒暖差、湿度、日差し……これら気候からくるストレスは、知らぬうちに心身にプレッシャーを与えます。そこでおすすめしたいのが、香りを活用した対処法。いにしえより伝わる、風水の知恵も活用して、心を安らげ、カラダをリラックスさせませんか。いますぐ取り入れたい、おすすめの香りを５つ紹介します。
1. ラベンダー
邪気払いや浄化の効果が高いといわれるラベンダー。特に西洋では、魔除けのハーブとして玄関などに飾られています。また、風水的にもラベンダーの紫色は「火の気」に属しており、エネルギーを高めてくれるのを期待できます。香りを楽しむ際は、「火の気」と相性の悪い北の方角を避け、相性のよい「南」の方角で使用すると、その効果を最大限に引き出すことができそうです。
2. ユーカリ
ぼんやりとした頭をシャキッとさせ、集中力を高めてくれるといわれるユーカリ。風水的には、調和をもたらしてくれると伝わります。乱れた自律神経を整えたり、夏の蒸し暑さで重くなった気分をリセットしてみてはいかがでしょうか。新しいエネルギーや情報を取り入れるのに適している、「東」の方角で活用するのがおすすめです。
3. ローズ
愛と美を象徴する花、ローズ。風水的には、人間関係をスムーズにする効果が期待されます。ローズの赤やピンク色は「土の気」に属し、「南西」や「北東」の方角と相性が良いとされています。愛を深めたい、友情を育みたいときに、この香りを取り入れてみてください。
4. サンダルウッド
サンダルウッドは、内なる平和を求める時に最適な香りです。心の混乱や緊張を和らげ、深いリラクゼーションをもたらします。風水的には気を浄化するといわれます。負のエネルギーを感じてしまうことに遭遇してしまったら、積極的に取り入れましょう。「西」の方角で使用することで、その効果を最大限に活かすことができます。
5. シトラス系（レモン、オレンジ、グレープフルーツ）
香りをかぐだけで、フレッシュな気持ちを取り戻し、活力を与えてくれるシトラス系。風水的には、明るく元気なエネルギーを引き寄せるといわれています。特に「東南」の方角は、成長や発展のエネルギーに満ちているとされているので、この方角で楽しむと滞っていたことが流れ出すでしょう。
香りの取り入れ方はいろいろ。フレグランス、アロマディフューザー、アロマキャンドルやバスオイルなどのほか、生花の香りを楽しむのもおすすめです。風水には、日々の運気アップにつながる且つ心身や家の中が整うヒントがたくさんあります。今回のコラムを参考に、香りが持つエネルギーを最大限に活用してみませんか。（編集R）
