地球から一番近い天体、「月」。日本では「中秋の名月を愛でる」といったお月見の習わしがあります。一方、ヨーロッパでは満月の夜に変身する狼人間の伝説があるなど、世界には月をテーマにした物語や音楽、芸術作品が多く存在します。昔より、月にはどこか人を惹きつける、不思議な魅力があるのかも知れません。
占星術でも「月」のメッセージを紐解くのは大事な要素のひとつ。科学の進歩などに伴い、例えば月の引力のことなど、月と地球との関係について科学的解明も進んでいますが、それらも踏まえて、この地球に住まう私たちに影響がある天体のように思います。その分、上手に向き合いたいですよね。
そこで、月のサイクルに合わせたライフスタイルを提案する濱 美奈子さんを監修に迎え、2021年の9月〜12月の残り4カ月に起こる新月・満月との上手な付き合い方を教えてもらいました。
地球に最も近い天体である月は、古代から私たちにとって身近な存在です。特に月の満ち欠けの周期は女性のバイオリズムとほぼ同じで、私たちの心身の状態は月の影響を大いに受けているといえます。月のリズムを活用すると心身のコンディションを整えるのに役立ちます。また、いつ、何をすると上手くいくのかがわかるようになり、その結果“ツキ”を呼び込むことにもつながります。月がもたらすパワーを味方につけて、自然とうまくいく開運ライフを始めてみませんか?
という濱さんが提案するのは、月が入ることで強まる星座の特性を活かしたもの。
2021年の残り4カ月間(9月〜12月)の、各月の月が持つ全体的なエネルギーの特徴に加え、新月と満月が起こる星座に基づきおすすめのToDoを考案してくれました。
さらに、新月・満月は、自分に向き合う=セルフメディテーションに最適な時期。より内なる自分と、向き合う手助けになるよう、濱さん考案のセルフクエスチョンを月ごとにご用意。メディテーションのときに取り入れるとよい、おすすめのアロマと一緒に教えてくれます。こちらのアロマは、日常生活で活用すれば、月がもたらす星座のパワーをより多く受け取る手助けとなってくれそうです。
早速訪れるのが、9月7日の乙女座の新月です。
シンプルでより快適な生活へチェンジしやすいとき。後回しにしてきたことや解決したいことに着手するのがよいとのこと。
【9月】乙女座の新月/魚座の満月の月読み、おすすめToDo、おすすめアロマはこちらより
おすすめToDoとしては、
- 引き出しやクローゼットの中の整理整頓を! 使わなくなったものは思い切って手放して
- ホワイトやネイビーのコーディネートが◎。ノーブルな印象をイメージしよう
- これから1カ月の間にやっておきたいことを書き出して、目に見えるところに置こう
週末は来たる9月7日にむけて、クローゼットの整理整頓に加え、手持ちの服でホワイト&ネイビーのスタイリングをいくつか組みました。そしたら新しいワードローブが欲しくなり、散歩がてらショッピングに出かけていい気分転換になりました。新月の日には、この1カ月の取り組みたいことをアウトプットしてみようと思います。
新月・満月のおすすめアクションについての提案はよく見かけますが、実はその前後の行動が大切になってきます。あくまでもその日は「起点」に過ぎないので、その前の数日間を助走期間と捉え、新月・満月の当日に具体的なアクションを起こし、それを広げるのが理想だとか。
10月以降は、以下の新月・満月が控えています。
【10月】天秤座の新月/牡羊座の満月
【11月】蠍座の新月/牡牛座の満月
【12月】射手座の新月/双子座の満月
きたる2022年をよりよい一年にするために、新月・満月ToDoリストを、活用してみてはいかがでしょうか。(編集R)