派手な変化が起きそう! 「金星の山羊座入り」について、石井ゆかりさん、水晶玉子さんのメッセージとともに考える【今週の占い便り11/9~】

先日公開された「フランチェスカ先生のアモーレ占星術」11月前半の運勢のメッセージで「11月は派手な月になります」とあるように、年末に向けて大きな星の動きが目白押し。なかでも私が気になっているのが、11月5日からはじまっている、金星の山羊座入りです。

どうしてそう思うのかといいますと……

・金星はだいたい1星座に1カ月前後滞在するのですが、今回の山羊座滞在は、来年2022年3月6日まで。その期間はなんと4カ月の長丁場
・しかも滞在の間に逆行期間もあり(12月19日〜)
・山羊座には冥王星(破壊と再生を司る星!)も滞在

といったところからです。

illustration:Olga Strelnikova / Shutterstock.com

先日公開された「水晶玉子×石井ゆかりの下半期トーク【「レジリエンス」占い PART1】」でも、金星の山羊座入りについて語られていました。

石井 その後、金星が11月5日から’22年3月の頭まで、冥王星のいる山羊座に長期滞在するのもポイントですね。欲望の星である金星と冥王星が、「権威」の山羊座で重なって、かなり貪欲なイメージです。ギラギラしながらブランド品を見ているみたいな(笑)。世界中でワクチン接種が終わり、みんなが「お金を使おう」となればいいですね。

 水晶 本当に! と同時に、また、“古くてよくないもの”も力を増してきそうなので、そこはちょっと注意が必要です。世の中の雰囲気が変わり始めるのは、12月29日に木星が魚座に移る年末から。経済の復活も期待したいけど、12月24日にもう一度天王星と土星のハードなスクエアがあるので、まだ少し時間がかかるでしょうね。“調整がつくけど、停滞感は残る”って感じでしょうか。

愛と美の星・金星=恋愛と思い浮かべる人も多いでしょうが、「愛」は恋愛以外にも、自分の内側から湧き起こるパッションで動くもの、欲望、心を突き動かす様々なことを表します。創造的なことのほか、愛を注ぐという意味では、子育て、推し活なども、金星の領域と言われます。

そんな様々な「愛」の解釈ができる金星が、山羊座に長期にわたって滞在するこの4カ月。個人的には、石井さんのいう「かなり貪欲、ギラギラした」に加え、「地の時代」のラストダンスのような、線香花火の最後のスパークのような印象を抱きました。

また、金星は「フレッシュさ」をもたらす星。上述で、水晶さんがおっしゃっているように「“古くてよくないもの”」を見極めることが大切になりそうです。

変化を促す冥王星が重なるので、古いものに割いていた労力やお金、時間を、「愛」対象を見つける期間であるとも思いました。

なお、金星が表すもののひとつに「お金」があります。金融やお金の価値観、自分の金銭感覚などにおいても何か変化があるかもしれません。「社会」「組織」を表わす山羊座に、金星(お金)と冥王星(変容)が重なりますから、「会社」のありかた、収入の得方もさらに多様化しそうです。働き方や仕事の価値観も多種多様となっている今だと妙にしっくりくる星の動きです。

いろいろと書き連ねてしまいましたが、固定観念に囚われず「愛を注げる何かを見つけようよ!」というのがこの期間のメッセージと私は感じました。多様性がうたわれる今、本当のそれを見つけることは、人生を潤すことになるでしょうと、金星が教えてくれているような気がします。

なお、美の星としての金星のパワーを活かすには、ファッションも楽しみたい時期。真木あかりさん監修の「12星座別運命のカラージュエリー」では、太陽星座ごとに、「身につけることで自分が持って生まれた特性がよりスムーズに引き出せる」カラージュエリーを紹介中。こちらも併せてぜひチェックを!(編集R)