「魚座木星期」といわれるように、現在魚座では木星が運行中。また、海王星も魚座にあります。その、木星と海王星が、４月の12日にぴたりと重なりました。魚座の守護星である海王星は１周期が165年とロングスパン。それが、ホームである魚座でラッキースターといわれる木星と重なる……それだけでも十分パワフルなのですが、４月の６日に金星が、４月の15日には火星が、それぞれ魚座入りして、現在４天体が魚座に滞在しています。
こちらで、水晶玉子先生も述べているように、魚座で海王星と木星が重なるのは、黒船来航期以来。
いろいろ難しいこともある2022年ですが、まずは魚座の木星・海王星に注目したいです。４月12日に魚座で木星と海王星が重なりますが、これは黒船来航の３年後の1856年以来。黒船が現れて世の中は大混乱でも、未知のもの、新しい文化が海を越えてやってきた！というワクワクは昔もきっとあったはず。日本も西洋の進んでいる科学技術に衝撃を受けたけれど、逆に西洋は日本の浮世絵や工芸品などに強い影響を受けて“ジャポニズム”なる潮流が生まれています。
拡大や発展を意味する木星、夢や精神世界を表す海王星に加え、愛やお金、喜びを表す金星、そして、行動力や情熱を示す火星が集まる。これらをどう解釈するかは人それぞれですが、私は魚座のスピリチュアルな側面に燃料が注がれ、それが外にむかっていくイメージを持ちました。
いいかえると、自分のもつ夢や希望に向けての行動を起こすチャンス期でしょうか。社会生活を営んでいると、何かやりたいことがあっても知らぬうちに「どうせ無理だろう」などと諦めたり、「〜べき」という世間や社会の常識がじゃまをして思考がストップしてしまうことがあります。そんなネガティブ思考や世間のノイズをシャットダウンし、自身の創造力を思う存分引き出す。それらをアウトプットし、誰かに伝える、表現する。そんな足し算＆かけ算思考が、自身の内なる可能性を広げてくれそうです。
また、魚座は、芸術と関係性の深い星座。人はそれぞれが自分だけの「創造力」という芸術性をもっているのだと思います。この時期をいかして、何かクリエイティブな活動、クリエイティブなものにふれてみるのはいかがでしょうか。自分の感性がより磨かれ、それが新しい未来を運んでくるかもしれませんよ。（編集R）
