6月から7月へと移ろう今週。2022年の前半が終わり、後半がはじまるこのタイミングに、蟹座での新月が起こります(6月29日)。
月は、蟹座の支配星(ルーラー)。“ホーム”に戻ってきた月は、より“月らしさ”を発揮し、蟹座の持つパワーを後押しします。さらに今回は新月。計画を実行に移したり、新しい目標を立てたりするなど、行動を起こすのにぴったり。蟹座の持つテーマを意識したアクションをすることで、今年後半にむけてよいスタートダッシュがきれそうです。
そこで、参考にしたいのが、濱美奈子さん監修の新月・満月占い。蟹座新月のラッキーアクションが紹介されています。
llustration: Hazuki Miyahara
蟹座の新月:6月29日
「心の響き合い」と「育み」がキーワード。あなたにとって大切な人と心の絆を深めて。
●家族や身近な人を喜ばせるホームパーティの計画を立ててみよう
●いつもつながっていたい人の写真を身近なところに置いて
●部屋の模様替えや断捨離をして、みんながくつろげる心地よい空間を作る
蟹座が司るのは、「家や居場所」といったテーマ。まずは、自分の家族や近くにいる人とのコミュニケーションを最優先したいところ。ちょうど暑さが本格化しはじめたので、暑気払いと称して集ったり、いつもお世話になっている人にお中元を贈るなどもよさそう。
なお、2022年後半にむけてもうひとつ気になる星の動きが、6月26日〜12月1日に起こる、海王星の逆行です。こちらも、海王星を支配星(ルーラー)に持つ魚座で起こるので、影響力が強め。
海王星が司るテーマは「夢・幻想」。順行時に上手く作用すれば、創造力を広げ夢見る力を授けてくれるのですが、逆行すると、夢と現実とのすれ違いが起こりやすくなります。
例えば、やる気が勝りすぎて行動が伴わなかったり、現実逃避をしたくなったり……。ちぐはぐした気分やふわふわした感覚に見舞われ、気持ちが不安定になることもあるかもしれません。想像と現実の距離感がうまく測れず、見た目だけで家具を買って家のサイズとあわなかったなど、いつもはしない散財をしがち。ギャンブル性の高い投資などにも慎重になったほうがよさそうです。決断力や判断力が鈍る傾向もあるので、大事な話しあいや契約がある人は、何度も見直したり違う角度から検証したりするのがおすすめです。何か目標や計画があるのなら、蟹座新月の時期を活用して、身近な人に計画を聞いてもらったりアドバイスを求めたりして、軌道修正を図るのもいいかもしれません。
なお、蟹座で起こった新月は、7月14日、山羊座でスーパームーンの満月をむかえます。新月に立てた計画や目標が、達成感を感じ、よりエンパワメントされる予感です。
ホロスコープでは、蟹座の対向に位置する山羊座。司るテーマも「社会、組織」と、蟹座と真逆になります。内から外へ。より、社会活動への関心が高まる予感ですので、今のうちにプライベートを充実させておくのがおすすめです。ひょっとすると、プライベートで培った関係性が、山羊座満月期の仕事や社会活動に、何かしらよい影響を与えることも考えられそうです。
2022年後半にむけて、はじまりや仕切り直しのタイミング にぴったりな蟹座の新月。海王星逆行の影響を考慮しながら、効果的に活用してみてはいかがでしょうか。(編集R)