【2026年1月の開運日まとめ】先走りより「慎重さ」がカギ。一粒万倍日を中心に、知っておきたい吉日の過ごし方【今週の占い便り 12/23〜】

新しい年のはじまりまであと少し。気持ちを新たに「来年こそは」と意気込み、やる気がみなぎるときだからこそ、暦を生かしたいですね。そこで、一足お先にチェックしておきたいのが1月の開運日。「大安」「一粒万倍日」「巳の日」といった吉日を軸にしつつ、六曜や選日(せんじつ)、とくに“不成就日”との重なりにも目を向けながら、年始の過ごし方のヒントをお届けします。

新しい年のはじまりまであと少し。気持ちを新たに「来年こそは」と意気込み、やる気がみなぎるときだからこそ、暦を生かしたいですね。そこで、一足お先にチェックしておきたいのが1月の開運日。「大安」「一粒万倍日」「巳の日」といった吉日を軸にしつつ、六曜や選日(せんじつ)、とくに“不成就日”との重なりにも目を向けながら、年始の過ごし方のヒントをお届けします。

【2026年1月の開運日まとめ】先走りよの画像_1

Cranium_Soul / Shutterstock.com

まず注目したいのは、1日。元日から「大安」と「一粒万倍日」が重なる、なんとも縁起のよいスタートです。大安は六曜の中で「何事も吉」とされる日。一粒万倍日は、小さな行動が後に大きく実るとされる日ですから、新年の始まりにこれ以上ない組み合わせのようにも見えます。ただし、ここで注意したいのが「不成就日」との重なり。不成就日は、文字通り“成就しにくい”とされる日で、物事が形になりにくいと考えられています。つまり、気持ちよくスタートを切るには最適ですが、契約や大きな決断、形に残る行動を一気に進めるというよりは、「方向性を定める」「意図を立てる」ことに向いている日と言えるでしょう。

1月の開運日の中でおすすめしたいのは、7日。こちらは「大安」と「巳の日」が重なる日です。巳の日は、金運や財運と縁が深い日として知られ、とくにお金に関する行動に向いています。新しい年を迎えてすぐのタイミングで巳の日が巡ってくるのは、年計としてお金との付き合い方を整え、計画するにはベストというサインのようにも感じられます。なおこの日は、不成就日とも重なっていないため、何かを購入したり、投資を始めたりするなど、将来に向けてお金を使うのも◎。

なお、吉日といえばの一粒万倍日。2026年の1月は、7回訪れますが、「いつでも万能」というわけではありません。六曜や選日と掛け合わせて見ることで、より賢く活用できます。元日以外の6日について詳しく見ていきましょう。

5日は一粒万倍日ですが、六曜は先負。(先負は)「午前は凶、午後は吉」とされる日ですから、動くなら午後がベター。朝から勢いで決めるより、午後にゆっくりスタートするほうが流れに乗れそうです。

2日、14日は赤口と重なります。赤口は正午前後のみ吉で、朝夕は凶とされ、慶事には不向きな日。火や刃物に注意が必要ともいわれます。この日は、無理に開運アクションを詰め込むより、時間帯を選んで小さな行動に留めるのが無難かもしれません。

17日は一粒万倍日でありながら、先負と不成就日が重なっています。せっかくの吉日も効果が薄まりやすい配置ですから、見直しや調整に使うのがよさそうです。

26日の一粒万倍日は、六曜が先勝。「先んずれば勝つ」という意味を持つ日ですから、この日はスピード感がカギ。迷っていることがあるなら、早めに動くことで運を味方につけやすくなります。朝の時間帯をうまく使って、さっと行動に移すのがポイントとなります。

最後、29日の一粒万倍日は、仏滅と重なります。仏滅は「何事にも凶」とされる日。一粒万倍日であっても、無理に新しいことを始めるより、静かに過ごす、あるいは内省に使うほうが賢明でしょう。

こう見ると、一粒万倍日だからといって焦るよりも、どの日にどんな行動をするかについて計画するとよさそう。新しい年のスタートは勢い任せにせず、暦をヒントに、自分のペースで一歩ずつ。2026年の土台づくりとして、静かだけれど確かなスタートを切るのはいかがでしょうか。(編集R)