【11/20 冥王星・水瓶座時代】約20年におよぶ新時代が本格的に幕開け! 水晶玉子さん×石井ゆかりさんの対談をおさらい【今週の占い便り 11/19〜】

2024年11月20日、冥王星が正式に水瓶座へ移行し、新たな時代の幕開けを迎えます。この“正式に”というのは、2023年から2024年にかけて冥王星が山羊座と水瓶座の間を行き来していたことから。一度水瓶座へ足を踏み入れたものの、山羊座と水瓶座を行ったり来たりの動きを繰り返していました。しかし、今回の移行により2044年までの約20年間、水瓶座にとどまることとなります。ゆえに、“本格的な冥王星・水瓶座時代の到来”なのです。

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冥王星は破壊、変容、再生などを象徴する天体。社会の深層かつ根本的な変革や、個人の考え方や思想など内面的な変化を促す力を持っています。その影響は短期的なものではなく、(今回でいうと約20年という)長い時間をかけて影響していきます。

そこで、再読におすすめなのが2023年に公開したこちらの記事。

【水晶玉子】×【石井ゆかり】スペシャル対談:「トランスサタニアン」のお告げ。2023年のその先を読む

冥王星水瓶座時代について語る、水晶玉子さんと石井ゆかりさんとの対話が印象的です。

石井さん
冥王星は、しばらく山羊座と水瓶座を行ったり来たりして、完全に水瓶座へと移動するのは2024年11月20日なので、2023年に私たちが感じる変化は予兆のようなものかもしれません。ただ、前回の冥王星水瓶座時代には、アメリカの独立戦争やフランス革命、人権宣言が起こり、世界的に大きなパラダイムシフトがありました。ひとつの世界だと思っていたものが分離したり、人権という考え方ができたりしたのが前回の冥王星水瓶座時代と考えると、今、権利や人権がクローズアップされてきているのも「なるほど」と思います。

水晶さん
さらにその前の冥王星水瓶座時代には、天文学者のコペルニクスたちにより、地動説が天動説を覆しています。これもとても大きなパラダイムシフトですよね。今回の冥王星水瓶座時代には、どんなコペルニクス的変換が起こっていくのかドキドキです。

冥王星はその時代のテーマに沿った深層的な変化を引き起こすことで知られます。冥王星が、水瓶座のひとつ前の星座である山羊座に滞在していた期間(2008年〜2024年)には、金融危機など既存の制度や経済構造が大きく揺さぶられました。

奇しくも、冥王星・水瓶座時代に合わせるかのように、アメリカ大統領選挙2024ではトランプ氏が圧勝しました。トランプ氏の再来でアメリカはもとより国際社会や経済がどのように変わっていくのか、大きな注目が集まっています。

個人的には、地動説を取り扱った『チ。-地球の運動について-』魚豊 著(小学館)が、このタイミングでアニメ化され大きな反響をよんでいるのも奇遇に感じます。

水瓶座が象徴するのは、「革新」「未来志向」「自由」「多様性」「デジタル」など。また、テクノロジーや科学とも関連が深く、コミュニケーションの進化とも深く結びついています。そのため、この約20年の間にはAI(人工知能)、宇宙開発、量子コンピューティングといった分野で大きな進展が期待されます。同時に、社会全体で「個人の自由」と「集団の調和」のバランスをどうとるかという課題にも直面する予感。

自身とは関係ない、遠い場所で起きている出来事のような印象もあるかもしれませんが、国際関係や科学の発展、社会的な仕組みの変更が個人の生き方や働き方にも影響を及ぼすのは必至。新しい時代や変化をどのようにとらえ、どう対応して生かすかは自分次第かもしれません。この新時代を柔軟にポジティブに生きるために、今一度、自身の持つ価値感を見直してみてはいかがでしょうか。(編集R)