2017.12.04

vol.9 CARTIERの"ジュスト アン クル"

モダンでエッジィなふたつのリング。カジュアルなニットとのミックス&マッチを楽しみたい。
リング(人さし指)〈K18YG〉¥245,000・(薬指)〈K18WG、ダイヤモンド〉¥1,510,000/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) ニット¥56,000・中に着たニット¥78,000/マックスマーラ ジャパン(マックスマーラ)

釘モチーフのヘッドを囲むようにダイヤモンドがセットされた、大ぶりのフープピアス。つけるだけでどんな装いもモードな表情に。ニットはもちろん、ジャケットやコートにも負けない存在感だ。
イヤリング(ぺア)〈K18YG、ダイヤモンド〉¥755,000/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) 服(写真上に同じ)

季節やシーンを問わず、どんなときもプレシャスな「釘」の魔法を味方につけて

 釘モチーフのジュエリーと聞くと、パンキッシュなイメージを抱く人が多いのではないだろうか。しかしカルティエの釘は、単なる反抗の表現ではない。他人と同じであることを望まない人が、自身の生き方の証しとしていつも身につけていられるジュエリーだ。
 70年代にこの“ジュスト アン クル”のブレスレットを、カルティエ ニューヨークのためにデザインしたのはアルド・チプロ。彼は“ラブ”ブレスレットのデザイナーとして知られている。
 当時のニューヨークは、伝説のディスコ「スタジオ54」が象徴する、陽気で自由なカルチャーが花開いた時代。そんな背景を映し出すかのような、大胆でモダン、流行と一線を画してマイウェイを貫くデザインが蘇った。
 このコレクションには、無機質な釘に生命を吹き込み、センシュアルな輝きを添える職人の技がこめられている。それがミニマルなデザインに融合し、釘に時を超える美のオーラを与えている。まるで魔法をかけたかのように。

エレガントなネックレスひとつで、リラクシングな装いにも女性らしさが薫る。
ネックレス〈K18PG、ダイヤモンド〉¥1,190,000・リング〈K18PG、ダイヤモンド〉¥407,500/カルティエ カスタマー サービスセンター(カルティエ) カーディガン¥180,000・キャミソール¥162,000/クロエ カスタマーリレーションズ(クロエ) デニム/スタイリスト私物

※この特集中、以下の表記は略号になります。YG(イエローゴールド)、WG(ホワイトゴールド)、PG(ピンクゴールド)

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SOURCE:SPUR 2018年1月号「ジュエリーはあなたの日常に」
photography:Masanori Akao〈whiteSTOUT〉 styling:Noriko Sugimoto〈WHITNEY〉 hair & make-up:Hiromi Chinone〈Cirque〉 model:Zlata edit:Hiroko Narusea

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