ブランドの本拠地、ローマの建築物やアートに着想を得て誕生したコレクションに、ロックな新作が登場。21世紀とともに進化してきたデザインの変遷が、永遠の魅力を物語る。
【時】の経過を凝縮した魔法のスパイラル
今世紀の幕開けを祝してデビューし、アイコニックな螺旋状のデザインで人気を集める、“ビー・ゼロワン”。そこにはブルガリの伝統的なトゥボガス技法と、“ブルガリ・ブルガリ”のダブルロゴが融合している。2017年に建築家の故ザハ・ハディッドとのコラボレーションによる“ビー・ゼロワン デザイン レジェンド”を発表するなど、常に革新を続けてきた。最新作の“ビー・ゼロワン ロック”は’19年に20周年を迎えたコレクションの、新たな挑戦だ。80年代のスタッズをあしらったトゥボガス チョーカーにインスパイアされたリングは、クリエイティブな精神を持つあらゆる人々にフィットする。パワフルに進化をとげた次世代モデルの、「力」を味方にしたい。
スタッズが、ソリッドなビートを刻む。
（上から）ビー・ゼロワン ロック 4連リング〈K18PG、ブラックセラミック〉￥236,000・同 2連リング〈K18YG、ダイヤモンド〉￥690,000・同 2連リング〈K18PG、ブラックセラミック〉￥205,000・同 4連リング〈K18YG、ダイヤモンド〉￥750,000／ブルガリ ジャパン（ブルガリ）
新たなデザインが誕生した軌跡を胸元に感じて。
（右から）ビー・ゼロワン デザイン レジェンド ネックレス〈’18年/K18WG、ダイヤモンド〉￥510,000・ビー・ゼロワン ネックレス〈’18年/K18PG&WG〉￥319,100・ビー・ゼロワン デザイン レジェンド ネックレス 〈’17年/K18PG、ダイヤモンド〉￥610,000・ビー・ゼロワン デザイン レジェンド ネックレス〈’17年/K18PG〉￥311,000・ビー・ゼロワン ネックレス〈’15年/K18PG、ダイヤモンド、ブラックセラミック〉￥600,000・ビー・ゼロワン ネックレス〈’01年/K18WG〉￥323,000／ブルガリ ジャパン（ブルガリ）
※この特集中、以下の表記は略号になります。PG（ピンクゴールド）、YG（イエローゴールド）、WG（ホワイトゴールド）
SOURCE：SPUR 2020年7月号「眼福ジュエリー図鑑」
photography: Masanori Akao 〈whiteSTOUT〉 styling: Yumi Takashiba edit: Michino Ogura text: Hiroko Naruse
