カラーストーンに人はなぜ、こんなにときめくのでしょう。
幼いころに読んだ「ペロー童話集」の”宝石ひめ”のお話を思い出しませんか? 母と姉にいじめられているかわいそうな妹。彼女の心の美しさに感動した仙女が、”話すたびに宝石や真珠、バラが口から出てくる”贈り物をするという。口からポロポロこぼれおちる宝石って、こんなイメージですよね。もしくは、スティーブンソンの「宝島」。そしてそのインスピレーション源といわれる実在の海賊、キャプテン・キッドがどこかに隠した宝物。こんなイメージじゃないですか?(後者は実際は金の延べ棒とか金塊だったりするんでしょうが・・・)
ふんだんに宝石が湧き出る宝石ひめにも、ざくざく宝石を集める海賊にもなれませんが、フレッドの”パン ドゥ スークル”コレクションで、ちょっと夢を見ることができます。
写真のいちばん左は、”MMインター チェンジブルリング”。カラーストーンなど30種類のリングトップがそろっていて、ジュエリーの”着せ替え”ができるんです。ベースとなるリング台もホワイ トゴールドやピンクゴールド、さらにダイヤモンドのありなしと、8種類もあります。リング台をエイヤッとひとつ買っておいて、リングトップはコツコツと集め、おばあちゃんになったら海賊みたいにたくさんの宝石に囲まれてウッシッシ、というのが理想的。未来の自分が何のストーンを選ぶか、妄想するのも楽しい。
ちなみに右の3つは”スモール モデル リング”。この春新たに登場したもので、カラーストーンの魅力をシンプルに際立たせるデザインです。
(右からアメシスト×ピンクゴールド¥215,000、ピンククォーツ×ピンクゴールド¥165,000、スモーキークォーツ×イエローゴールド¥165,000。いちばん左は”MMインターチェンジブルリング”のスイスブルートパーズでリングトップ¥205,000、リング台¥415,000)。
いわゆるカボションカットですが、これが私にはスタッズに見えて仕方ありません。少し甘い印象を与えがちなカラーストーンですが、この”とんがり”がいい意味での緊張感をもたらします。
”スモール モデル リング”。毎度身につけてみて思いますが、アメシストの美肌効果ってすごいです。
”MMインターチェンジブルリング”。こちらは新色のスイスブルートパーズ。夏の地中海を思わせるカラーパレットが、フレッドらしい。ああ、仕事をおっぽり出して、今すぐリゾートに旅立ちたい。
”MMインターチェンジブルリング”。ホワイトゴールドとダイヤモンドがまぶしい。カラーストーンが好きと言っておきながら、やっぱりダイヤモンドに弱いのかしら?
ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。