♯06 ありのままの君で

私と編集部のエディターが２人、同じ機会に同じブランドで同じターコイズのリングを選びました。結果はこの通り。存在感を主張するちょっぴり目立ちたがり屋さん、可愛らしい控え目さん、一筋縄ではいかない個性派さん、それぞれの性格が現れている？

（ダレガドノリング？）

これらは希少な天然のターコイズをトップに据えた、「Last Dance」のリング。サンプルの中から、自分好みの石の形を選び、それに近いものでリングに仕立ててもらいます。Bruno　Marsの「Just The Way You Are」（ありのままの君で）という曲が流行りましたが（そういえば、Billy Joelにも同名の曲が）、転がっている石を整えずそのまま持ってきたようなフォルムに、かえって美しさを感じます。

ちなみに、私が選んだのはいちばん左（チョキの手）です。華奢なシルバーのアームがストーンの魅力を最大限に生かしています。装着すると、ツヤツヤとしたターコイズがぽっかりと指の上に浮いているかのよう。そして流麗なこの楕円はやさしく指になじみつつ、長く見せてくれます。

チャームポイントは、裏側にもあります。さながらコンテンポラリーな彫刻です。デスク上でリングを外して置いてしまう癖のある私は業務中にしばし、その姿に癒されています。

”ターコイズのジュエリー”は夏の季語のようなものですよね。ですが、ターコイズはそもそも12月の誕生石。しかも多孔質で水に弱いとは！　ちなみに「予知の石」とも呼ばれ、危険から持ち主を守ってくれる。旅に持っていくといいそうです。このご時勢、石にもすがりたくなるのが世知辛いところですが、頼りがいがあることは否めない。

ちなみに、こちらのリングは残念ながら取り扱いがなくなってしまいました。天然のターコイズは今、世界中であまり採れなくなっているそうです。写真のグーとパーの手にしているタイプに近いものは、数個ずつならオーダーできるかもしれません。※グーは￥60,000（ターコイズ、Ag925）、パーは￥65,000（ターコイズ、18k）。

問い合わせ先： Last Dance　contact@last-dance.jp

公式HP:  http://last-dance.jp/