#12 モード最先端を1万円台で、CALVIN KLEIN(カルバン・クライン)

↑中央の商品はちょっと映り込んでいますがシルバーカラーのベゼルです。各¥18,000.

「腕時計」について、編集会議でたびたび盛り上がります。そもそも今時、女性たちはリストウォッチをするしない、大人なんだからするべきだしなくてもいい。さまざまな見解が飛び交います。

とはいえ、「(今は)してない派」のスタッフも「いつかは欲しい」と思っていて「ちゃんとしたのをいくらくらいで買おうかな?」と迷いながら「2~3万円台のデザインが可愛いのも気楽に買いたい」と思っているのです。

それなら、こんな時計はいかがでしょう?「カルバン・クライン エンドレス」。’80~'90年代に一世を風靡し、この秋からラフ・シモンズのもと新しく生まれ変わったカルバン・クラインは、いま一番ホットなブランド。ミニマルでコンテンポラリーなブランドに、ラフのアーティな感性が発揮されていると評判です。

ランウェイ・ピースはもちろん、アンダーウェアや時計に至るまで、ラフのディレクションが息づいてきています。今までのリストウォッチは自分にとって「ちょっとコンテンポラリーすぎるな~」という感じでした。こちらはミニマルではありますが、ほんのり丸みを帯びたアラビア数字のインデックスやベルトの白いステッチが絶妙に可愛い。ニュートラルなカラーパレットもブランドのDNAを感じさせてくれます。それでいて、価格は¥18,000ですからね!

ちなみに新しいビジュアルにはラフのミューズ、LULUを起用。彼女がまた、'90年代のケイト・モスがフレッシュに生まれ変わったようで。LULUのしているブラックを自分も買っちゃおうかな、シンプルなモノトーンのニットに新作のロウデニム、ジュエリーはあえてせずにこの時計だけ、なんてバック・トゥ・ナインティーズなスタイリングもいいかも! ……妄想は膨らむばかり、ミーハーで影響受けやすくてすみません。

発売中のSPUR10月号ではランウェイ・ピース「CALVIN KLEIN 205W39NYC」をニューヨークにてスペシャル・シューティングしていますが、時代のムードを身近に取り入れたいなら、こんな形のショッピングもおすすめです。

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エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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