目に見えるものだけでなく、空想の世界にこそ無限の奥行きを見出し、そのイマジネーションをハイジュエリーへと昇華させてきたヴァン クリーフ&アーペル。中でも文学との繋がりは強く、2003年にはウィリアム・シェイクスピアの『真夏の夜の夢』をテーマにしたコレクションを発表。その後も数々の文学作品に着想を得たクリエイションを手がけてきた。
ここは空想の物語の世界。フラミンゴが羽を休める水場を少し覗いてみよう。自由に飛び回るのは、『アーサー王伝説』に登場する湖の乙女フェ ヴィヴィアン、そして日本ではティンカーベルとしても知られるクロシェット。木の上では、フルートを奏でる光の妖精、フェ リュミヌーズの姿も。色とりどりのカラーストーンのドレスでめかしこんだフェアリーたちの戯れは、昼夜を問わず続く。