名だたるウォッチメーカーの新作が披露され、世界中からバイヤーや顧客、ジャーナリストが押し寄せるSIHH。本年度の新作は、女性向けのジュエリーウォッチも幅広く出揃った。名門マニュファクチュアの最新作に、アイコンウォッチを前衛的なデザインでアップデートさせた作品など、国宝級のジュエリーウォッチにため息を。
ユニークなゴールドのフィニッシュと、オパールの文字盤がタイムレスな美しさを体現

1875年創業、今なお創業者一族によって経営される、最も歴史のある高級時計のマニュファクチュールであるオーデマ ピゲ。長きにわたり継承されてきた時計作りのノウハウは、ウィメンズウォッチの分野においても唯一無二の存在感を放っている。アイコンシリーズのひとつ「ミレネリー」から本年度発表された新作では、文字盤にオパール、グリッターのような繊細な輝きを放つフロステットゴールドのベゼルとケース、そして美しく編み込まれたポーランド風メッシュブレスレットを採用。エレガントでありながら大胆さに溢れたデザインに仕上げられた。
オーデマ ピゲ ジャパン
http://www.audemarspiguet.com/jp/
03-6830-0000
アイコニックなオーバルシェイプに、クリエイティブなツイストを

1906年に初めて発表されて以降、カルティエのアイコンの1つとして親しまれてきた「ベニュワール」。当時革新的であったオーバル型のケースは、今や普遍的なエレガンスを象徴するシリーズとして知られている。本年度カルティエのテーマである、クリエイティビティとシェイプに基づき発表されたのは、アイコニックなオーバルシェイプを様々なアレンジで再解釈したハイジュエリーウォッチ。ダイヤモンドとブラックスピネルで繊細なグラデーションを表現した作品は、アールデコ時代を思わせるモダンかつデカダンな佇まいが印象的だ。
カルティエ カスタマー サービスセンター
http://www.cariter.jp/
0120-301-757
百花繚乱、フレンチジュエラーならではの繊細な美的感覚を体現する、珠玉のハイジュエリーウォッチ

自然界のモチーフをハイジュエリーで表現させたら、ヴァン クリーフ&アーペルの右に出るものなし。本年度SIHHにて発表された最新コレクションの名は「ル ジャルダン」。マーガレットの花をモチーフにしたシークレットウォッチには、ハイジュエリーメゾンならではのセッティング技術が見事なダイヤモンド、そして色鮮やかなイエローサファイアがあしらわれている。白い花弁を軽く押すと、中央から顔をのぞかせる小さな文字盤。可憐なデザインと卓越したジェムセッティングの技術が光る、珠玉の作品だ。
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
http://www.vancleefarpels.com/
0120-10-1906