新社会人は時計を買うもの、というと古風に聞こえるかもしれない。今や時間を確認するにも、スケジュール管理をするにも、スマートフォンに勝るツールはない。ただ、長く使えるものを人生の節目に購入するということは、実用面以上の意味がある。
30歳の誕生日の記念に、エルメスの時計を買ったというジャーナリストのYさんは、自分のキャラを引き立ててくれるカンバセーションピースとしての時計の魅力を語ってくれた。
「人生の節目に、昔から憧れていたエルメスの時計を手に入れました。選んだのは、ラウンドケースにレザーのブレスレットを組み合わせた “アーネ” というデザイン。レザーの上質な素材感が、白いTシャツのようなカジュアルな装いでも、ぐっとエレガントに見せてくれるのがお気に入りでした。個性的なデザインなので、“アーネの子” として認知してもらえ、カンバセーションピースとしても大活躍。安い買い物ではなかったですが、毎日着けるたびに胸をときめかせてくれる、有意義な投資でした」。
着けなければいけないという義務感ではなく、着けたいと思える時計に巡り合えた人は幸運だ。もし、初めて買うなら、メンテナンスがしやすいクオーツ式のものが良いだろう。インデックスは、なるべく可視性の高いもの。アクティブなライフスタイルの人であれば、耐久性の高いブレスレットモデル。エレガントなファッションが好きであればレザーストラップもおすすめ。ファッションの一部として、そして思い出の詰まったフォーチュンアイテムとして、是非一歩トライしてみてほしい。





