普段何気なく目にしている時計だが、その内側では数えきれないほどの小さな部品がひしめきあっている。これら部品を組み合わせたムーブメントこそが腕時計の心臓であり、その精密さや機構の独創性において、名門マニュファクチュールを置いて右に出るものはいない。
歴史あるウォッチメーカーともなれば、100万円を超えるものも。しかし、長い歴史に裏打ちされた美学、そして高度な技術が結集していることを考えれば、その価格にも納得がいく。
身に付けられるアート作品、もといライフゴールウォッチを所有するとは、どんな感覚なのだろう。無類の時計好きであり、これまでに200本以上もの時計を手にしてきたという、会社員のT.Hさんに話を聞いてみた。
「中でも特に思い入れのある、A.ランゲ&ゾーネの時計は、学生時代に必死でバイトをして手に入れたものです。高級時計というとスイスが有名ですが、このブランドは数少ないドイツメーカー。憧れていたジル・サンダーが愛用しているという理由もあって、いつか手に入れたいと夢見ていました。老舗マニュファクチュールの時計の魅力は、ムーブメントも当然ですが、やはりデザイン。20年以上使っても全く飽きがこない美しさは、手に取るたびに見惚れるほど。完璧主義、という言葉が似合う名機です」。
普段はより実用性に長けたベル&ロスやブライトリングをファッションに合わせて使いながら、大切にしている手巻きの時計を「会話をするように」巻き上げるというT.Hさん。美しい時計と過ごす時間、それこそがひとつのライフゴールなのかもしれない。
名門が打ち出す普及の名作ラグジュアリースポーツウォッチ
オーデマ ピゲの普及の名作 “ロイヤル オーク” は、自分のスタイルを確立した女性の勲章。巨匠、ジェラルド・ジェンタによる見事な八角形のケースのプロポーションは、モダンかつスポーティでありながら、エレガントさも兼ね備えている。
オーデマ ピゲ ジャパン
https://www.audemarspiguet.com/
03-6830-0000
クラシックウォッチの黄金比を凝縮
ブレゲを象徴する意匠を凝縮させた “クラシック”。マザーオブパールと手彫りのギヨシェ彫りを組み合わせた文字盤、手作業でブルーに焼き上げたブレゲ針など、ディテールに至るまで流麗さを極めたタイムレスなデザインは、モードなスタイルとも相性抜群だ。
ブレゲ ブティック銀座
https://www.breguet.com/
03-6254-7211
オートクチュールを想起させる優美なアシンメトリーデザイン
老舗メゾン、ヴァシュロン・コンスタンタンが打ち出すウィメンズモデル “エジェリー” の着想源は、オートクチュール。プリーツに見立てたギヨシェ彫り、オフセンターにあしらったスモールセコンド、そしてリュウズにはムーンストーンを配し、この上なく優美な佇まいを生み出した。
ヴァシュロン・コンスタンタン
http://www.vacheron-constantin.com/
0120-63-1755
ひと目で分かる存在感と、高い実用性が魅力
ライフゴールの代名詞、ロレックスで選びたいのは、王道のクラシックモデル「デイトジャスト 31」。柔らかな輝きのエバーローズゴールドとのコンビモデルは、滑らかなジュビリーブレスレット、フルーテッドベゼルでノーブルな面持ちに。
日本ロレックス
https://www.rolex.com/
03-3216-5671
ハイジュエラーならではの遊び心にときめく
ベゼルの周りをクルクルと回る、クローバーモチーフのチャームをあしらった、ヴァン クリーフ&アーペルならではのクリエイション。ホワイト マザー オブ パールにダイヤモンド、ホワイトアリゲーターを組み合わせ、高貴な輝きを演出。
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
https://www.vancleefarpels.com/jp
0120-10-1906
アール・デコの意匠が、風格を漂わせる
NYの五番街に構える本店のアイコニックなエントランスに着想を得て、エレガントなアール・デコ様式を取り入れた「HW アヴェニュ ー・コレクション」。洗練されたレクタンギュラー型のケースには、ダイヤモンドをふんだんにあしらい壮麗に仕上げた。
ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション
http://www.harrywinston.com/
0120-346-376